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フィリピン留学を三ヶ月やってみて

 

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フィリピンに来てとうとう三ヶ月が経ちました。

一ヶ月目と二ヶ月目と同様、振り返りをやってみたいと思います。

過去の振り返りはこちら。

フィリピン留学を一ヶ月やってみて。 - USO800

フィリピン留学を二ヶ月やってみて - USO800

 

留学三ヶ月で英語話せるようになった?

二ヶ月目と同様日常会話レベルと考えた場合、ぎりぎり話せるようになったかなあ。。
留学前からは格段に進歩していて、相手によるもののそれなりに会話のキャッチボールをこなすこともできます。私は多分、難しい話も比較的簡単な単語を駆使して説明することが出来る方なので、経済や政治の話などをやることも出来ます。ファーストイングリッシュ にはプレゼンテーションやディベートの授業があり、社会問題などをテーマに自分で話を組み立てて話す訓練をしているので、そういう意味では日常会話レベルを超えているかもしれません。

ただ結局、一ヶ月目や二ヶ月目と同じくリスニングがやっぱりネックなんですよね。インプットが伴わないと結局アウトプットできないものなので。私はなぜか妙にアウトプットがインプットに比べて高めですけれど。この原因はもしかしたらあれかな、というのを最近思いつきました。

 

と、三ヶ月経ってファーストイングリッシュを卒業する時点では思っていました。結構頑張って勉強したつもりだけど、思った以上にペラペラになってないし、これはまずいのではないかと。
そうしたことを考えながら、卒業後にシンガポールへのバカンスに旅立ちました。
6日間(実質的には4日間)の旅。基本的には遊び目的ですが、英語圏の国で、自分で話さなきゃどうしようもない環境に身を置いてみて、英語力を試してみたい!というのが目的です。なかなか客観的に英語力どのくらいなのか分からないし。
結果はいろいろな思いや経験を得たものの、卒業時の自己評価より結構しゃべれているかも?という感じでした。

空港のチェックインカウンターで、想定問答集によくあるような英会話以外のことを聞かれた時もなんとか聞き取れたし、シンガポールでも現地の人とそれなりに意思の疎通を図ることが出来ました。タクシーの運転手と日本の政治について話したりとか。
空港の職員は下手な英語は聞き慣れているだろうし、シンガポールは観光立国なので以下同文な気はしますけれど、生徒の英語を聞き慣れている先生以外の人たちと話して、パスポート以外の何の後ろ盾もない異国でなんとかやれたのはちょっとした自信に繋がっています。
この辺はもう本当に本当に、今まで教えてくれた先生のお陰だと思います。

 

ちなみに、二ヶ月目で現地の人との会話について触れていますが、今現在はそこそこ聞き取れるようになっています。あくまでシンガポール人と比較した場合ですが、フィリピン人の英語はアメリカ英語により近く、聞き取りやすいように感じます。
私が話すのは学校関係者以外だと空港職員やホテルスタッフ、お店の店員や場合によっては客引きやジプニー、トライシカン、トライシクルの運転手など。
聞き取りにくかったジョリビーの店員の英語も6割くらい分かるようになりました。
私にとっては聞き取れさえすれば、話したいことは(日本語のレベルからすると非常に幼稚なものの)ある程度伝えることが出来るので、リスニング力の向上はダイレクトに英会話能力の向上に繋がるので嬉しい限りです。
普通は聞き取れるけど言いたいことが言えない、というもどかしい思いをすることが多いらしいですけどね(しない訳ではないです)。

 

こんな感じで、んじゃ結局どうなのよ?というのは自分でも判断が難しいのですが、日常会話レベル、あるいは海外旅行であまり困らない程度には英語を話せると言っていいと思います。聞き直すことは多いですけどね。

 

二ヶ月経過後からの進捗

正直あまり思わしくはなかったような。
二ヶ月経過時点の停滞期&倦怠期は結局一週間ちょっとくらいで脱して、一ヶ月目ほどの集中力はないけれど、ちゃんと勉強できる状態に戻りました。
ただ、ファーストイングリッシュで月初に行われる模擬 TOEIC は正直散々な結果。5月に430、6月に500と来て、7月は600前後を狙っていたんですが、まさかの505という悪夢。。
ただこれは理由がはっきりしていて、個人的な理由でまともに集中できなかったため。
ちゃんと集中できていれば600行けそうな感触はありました。集中するのが大変なテストではあるんですけどね。

 

多分どこの学校でも似たようなことをやると思うんですが、ファーストイングリッシュでは入学時にプレテスト、卒業時にポストテストってのをやります。
留学でどのくらい伸びたかを客観的に評価できるようにしてる訳ですね。前者は授業のカリキュラム作成やクラス編成にも利用されています。
これがどんな風に変わったかというと、こんな感じ。

  • Oral Level: Bigginer-2 → Intermediate-2
  • Pronunciation: B → A
  • Intonation and Rhythm: C → A
  • Writing: B → A
  • English Level: Bigginer-3 → Intermediate-2

プレテストではインプットに関するテストはなかったんですが、ポストテストでは模擬TOEICの簡易版がありました。

  • Listening: B
  • Reading / Grammar: B
  • Total TOEIC Score: 620 / 990

30分くらいでやるほんとに簡易的なもの。問題数が少ないのでこの数字通りの点数が本番で取れるかというとほぼ無理ですが、悪くない結果かな?とは思います。留学前の自分の漠然とした三ヶ月後のイメージには負けているので、不満ではあるんですけどね。
でも現実的には多分こんなもんでしょう。

 

リスニングに関する目に見えた変化はあまり実感できなかったんですが、ひとつ変わったことと言えば、日本人の英語を聞き取りづらくなったことです。ある程度英語力が着いて、それなりの速さで話せるようになった生徒の英語を聞き取るのが特に大変。もっと速くて発音が奇麗な先生の英語の方が聞き取りやすいです。耳がそっちに慣れたんでしょうか。

 

 私は VOA と Debate のグループクラスを受けていました。他は全部マンツーマン。
このグループクラスがレベル差の見直しのために改編されて、Advanced クラスに放り込まれることになりました。
自分的にはあれこれ足りないことばかりな気がしていたものの、どうやら Advanced クラスでもついていける程度の実力があると先生に認定してもらえていたようです。これはこれで進捗かな?
卒業間際の二週間だけだったんですが、TOEIC900 クラスの生徒と一緒に授業を受けられたのは刺激になりました。 VOA はテキストが TED に変わっています。
正直最後の一ヶ月は授業に着いていく分には非常に余裕があったので、本気でやらないとやばい!て感覚に戻る羽目になったのも良かったです。

 

このブログ内で何度か書いた気がしますが、一ヶ月〜一ヶ月半くらいで一気に伸びるよ、という話。
事前に調べたフィリピン留学に関する各種ブログでそういう話を度々目にしていたんですが、そういうジャンプアップはまったく実感できませんでした。
期待していたので少々落ち込んだのですが、ただし地味にこつこつと、なかなか気づきにくいレベルで成長していたように思います。
モチベーション下がっていてもそこそこの勉強をしていた甲斐があったかな?という気がしています。

一方でそういうジャンプアップを実際に目にしてもいます。
バッチメイトの18歳の女の子で、当初 VOA のグループクラスで一緒でした。
正直そんなに英語力が高いようには感じていなかったんですが、10週経過後の彼女の卒業スピーチで見事な英語を披露してくれました。
あまり日本人らしくない奇麗な発音で、抑揚も高低はっきりしているので非常に聞き取りやすく。特に速くはないけれど、澱みなくすらすらと。
感情を乗せて話しているせいもあるのだろうけれど、文法的な難解さも不可解さもなくすんなりと染み通るように伝わってくる言と葉に少々圧倒されました。
彼女には彼女なりに一気に成長させてくれる何かがこの三ヶ月弱の期間にあったのでしょうけれど、乙女の華開く瞬間を見るような経験はなかなかに刺激的でした。

誰にでもそういう体験が訪れるとは限らないと思いますが、二十歳前後の生徒の場合、ある程度の条件が揃えば一気に英語力が上がることは結構ありそうだな、と今は思います。
一方で、三十代以上の場合はそういう急激な成長は起こりにくいような気もしています。まあ、英語を勉強するにあたって近道のようなものはないのはどうやら確かなようなので、地道に頑張っていくしかないのは変わらないのですけどね。
地道にやりさえすれば、日々の成長は実感しにくいものの、きちんと英語力は上がるように思います。少なくとも私の場合、ちゃんと勉強した通りに上がりました。
逆をいうと勉強しないと上がらないと思います。授業に出るだけじゃなくて、自分でも勉強しないと。 

留学前の英語事情

一ヶ月目あたりに軽く私の留学前の英語環境について書いたつもりでしたが、根本的なことを忘れていました。
再三リスニング力が弱点だと書いていますが、そもそも私、耳が悪いです。

実際に会って話したことがある方は実感していると思いますが、滑舌が悪く、よく話の内容を聞き返します。これはひとえに耳が悪く、相手の発言を聞き取りにくいから。
幼少の頃からテレビの音声を度々聞き漏らして家族に聞き返すことが良くありました。
おそらく身障者手帳をもらうほどのレベルではないと思いますが、生活に若干の支障があるレベルです。
日本語でもよく一度で聞き取れずに聞き返すのですから、英語を一度で聞き取れないのはある意味当然かもしれません。なので、普通の人は私ほどにはリスニングで苦しまないかな?とは思います。

 

あともうひとつ忘れていたのは、ファイナルファンタジー11 をやっていたこと。
スクウェアエニックスが運営している、オンラインゲームのファイナルファンタジーです。
これだけだと「は?英語関係あるの?」となる方が大半だと思いますけれど。

ファイナルファンタジー11、略して FF11 は世界展開しているオンラインゲームで、日本人も外国人も同じ環境でプレイします。
人によっては外国人を避けて日本人とばかりプレイしたりもするのですが、私は外国人ともそれなりに一緒にプレイしていました。
FF11 は RPGと呼ばれるファンタジー世界を冒険するゲームですが、ドラクエなどのコマンド形式のものと違い、すべてがリアルタイムで進行します。
仲間との会話も、敵との戦闘も。
会話は音声ではなくチャットウィンドウ上で文字を打って行うのですが、ディスプレイの向こう側とはいえ対面かつリアルタイムなゲームをやりながらなので、辞書など引く余裕もなくキーボードを叩いていました。

結局この経験で、手持ちの語彙力でそれなりの会話を成立させる英語力が向上した気がします。英語そのものの勉強をする気はまるでなかったので、FF11 を年単位で続けながらも辞書を引いたことは一度もありませんでしたし。
多分、リスニング力が非常に弱いのにアウトプット能力が比較的高いのは、これが理由だと思います。FF11 上での英会話はチャットの文字だけで進行するので、簡単なリーディング力があればインプット能力としては十分でしたから。

ただ、意外と簡単な単語と単純な文法で意思の疎通は十分にできるというのを実感できたのは大きかったと思います。アメリカ人が意外と 'sorry' と言うことや、'Thank you' の返事に 'no problem.' と返すことは FF11 で学びました。

今から英語を学ぶ人にオンラインゲームを推す気はありませんが、しかし生のアメリカ人と、日本人特有の引っ込み思案があまり出てこない環境で触れ合うのはなかなかいい経験かもしれない、とは思います。とはいえ英語を勉強するためなら、素直にその手のサービスなり学校なりを選んだ方がいいとは思いますけどね。

 

さいごに 

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さて、二ヶ月目での振り返りでも書いた通り、三ヶ月経過後、ファーストイングリッシュを卒業して次の学校へ移りました。
この記事を執筆している時点ですでに二校目にいるのですが、Genius という学校です。こちらの学校での生活はまたおいおいこちらに書いていこうと思います。

 

また、三ヶ月経過してさすがにこちらの留学事情にも慣れてきた感があります。
他校のことは分かりませんが、プログラマやその他の一般の方にとってフィリピン留学ってどうなのか、やるとしたらどういう準備をした方が良いのか、別記事で改めてお話ししたいと思います。

 

しかし学校というのは特別なものですね。
三ヶ月過ごしたファーストイングリッシュにはやはり愛着がありますし、この期間は遥か昔の学生時代ともまた違う、第三の青春を過ごしたんだな、という実感があります。
仕事で過ごす場合とは時間の密度がまったく違っていて、基本的に同じことの繰り返しなので過ぎてしまえばあっという間だった気がするのですが、その一方でいろんなことがありました。
英語以外にも、得難い体験をいろいろ出来たと思います。 

Thank you.

CRISTINE, KAYE, JEL, JOCELL, ALYSSA, LENY, JANE, SHERRY, AL MARIE, CYBIL, NILLY, ROXAN, JAN LEI, JUVELYN, CRYSTAL, JOAN, HANNAH, JESSIE, CHARMAINE, MYRA, RHEMA, JEN,     .

And other teachers, staff, students.

Thank you everybody, everyone.

I love you.

  

フィリピン留学を二ヶ月やってみて

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フィリピンに来てはや二ヶ月が経ちました。

一ヶ月経った時点で振り返りをやったのですが、二ヶ月目でもやってみたいと思います。

前回の振り返りはこちら。

フィリピン留学を一ヶ月やってみて。 - USO800

 

留学二ヶ月で英語話せるようになった?

う、うーん。。一ヶ月目と同じく日常会話レベルと規定すると、なっていません。

ただ、相手によるけどリスニングはちょこっと良くなったかな?という感じです。

相手によるってのは、先生や日本人慣れした現地人相手。

彼らはこちらの英語力のレベルを良く心得ているので、非常にゆっくり分かりやすくしゃべってくれます。

現地人というのは平たく言うと観光客相手にした商売人ですね。

でも現地人でも、マクドナルドやジョリビー(フィリピンのファーストフードチェーン)の店員の言葉はほとんど聞き取れないです。なんであんなに速いんだろう。。

私よりリスニングの良いバッチメイトも聞き取れなかったそうなので、結構難関なのかもしれません。

 

留学中のファーストイングリッシュでは授業で Voice Of America というアメリカ国営放送の番組を使用しています。

主にアメリカの時事問題を平易な英語で紹介する番組で、ネイティブがゆっくりはっきりしゃべってくれるので英語初学者の教材としてもよく利用されているようです。

最初はそれなりに早く感じた VOAも、最近は初見で単語を聞き取れるようになってきたので、リスニング良くなってきたのは間違いないだろうとは思います。

もちろんまだまだなんですが、多少なりとも進歩を感じるのは正直嬉しいところ。

巷では一ヶ月〜一ヶ月半で結構聞き取れるようになるという話を事前に聞いていたので、割と焦りを感じていたんですよね。

先生に勧められて、最近はダウンロードした VOA をひたすらエンドレスで聞いたりもしています。

テキストも含め無料でダウンロードできるので、長文読解のテキストとその音声の教材が欲しい場合はうってつけだと思います。 

このところの進捗

上でリスニング上がったと言いつつ、あまり良いとは言えないのが現状。。

こちらの環境にもすっかり慣れて、ちょっと停滞期に入った気がします。

全体的な英語力の上昇スピードが鈍ってきている感があります。

なんでしょうね、成長をあまり実感できないのでモチベーションを維持しづらくなってきたのが一番の原因かな?

風邪を引いたりでこのところ学校外にあまり出ていないし、一ヶ月目に比べてあまり遊んでいないのも却って良くないかなあ。

 

こちらでは月初にTOEICの模擬テストがあるので、現状の実力チェックをすることができます。

一年前、スカイプ英会話を一ヶ月やった後のTOEICのスコアは475。

5月の模擬テストは430。6月の模擬テストは500。70点上がってはいるものの、一日1〜2コマ程度のスカイプ英会話を一ヶ月やって475点取れているので、正直この点数はまだまだかなり不満です。

あくまで模擬テストなので実際のTOEICとの誤差を考えるとほとんど一緒なんですよね。

お金も時間もかけているのでもっと上になってもらわないと困ります。

ただ、こちらの模擬テストではリスニングの環境がかなり悪く、音が割れちゃってまともに聞き取れないレベル。次回はリスニングに使用するスピーカーを変更して改善予定なので、点数は大幅にアップするはず・・・です。

次回は7月頭。TOEICが最終目標ではないので特化した勉強はやりませんが、600点目指したいなあ。

 

さいごに

 

中だるみな時期のせいもあってなんだか中途半端な感じに。

すっかり忘れてましたが引き続きフィリピン留学するつもりなので、4ヶ月目からお世話になる学校を探し始めました。

ファーストイングリッシュはエージェント業務もやっているので、学校の事務局スタッフに直接条件を伝えて学校選びを手伝ってくれます。

普通の学校はエージェント兼務はしていないと思うので、その辺りはすごく助かっています。

しかしま、本来なら2ヶ月前には探し始めたいところです。

日韓の大学生の長期休暇時期はどの学校も結構早くから埋まってしまうので、可能なら3ヶ月前からと言われるくらいですしね。

私が移るのはまさに夏休み真っ盛りの7月第2週からなんですが、大丈夫かな。

とりあえず2校ほど、近場を見学してきました。

 

 

 

語学学校、どこにする?

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フィリピン留学を考えた場合、どの学校にするか?ってのはかなり悩みどころです。
選択肢がとてもいっぱいあるので。
ありすぎるのでだいたいこの辺で絞り込みを行う人が多いと思います。

  • 日本人経営か韓国人経営か
  • 学校の所在地はどこか(マニラかセブかクラークかなど)
  • マンツーマンが多いか

私は悩んだ末、 ファーストイングリッシュグローバルカレッジ という学校にしました。

日本人経営、セブ周辺、マンツーマンが多い(増やしたりも出来る)あたりを重視しています。
ほんとはさらにネット環境についても可能な限り調べてみたんですが、もともとフィリピンのインフラそのものが脆弱なので、どの学校も日本に比べればイマイチな環境、という程度しかなかなか分からず。。
その中でも比較的良い方なのかな?と期待して選んでもいます。

まあ実際のところやはり思った以上に回線の問題はネックになる訳ですが。。
他を知らないので比較の話は出来ませんが、他校の体験談などを読む限りは同程度かちょっとマシなのかな?という感じです。

さて、先に上げたみっつのポイントについて、ちょっと考えてみたいと思います。 

日本人経営か韓国人経営か

フィリピンの語学学校は基本的に、日本人か韓国人が作っています。なので、どちらの国の人が作ったかによって大まかに二分されるんですね。
韓国人経営だと

  • ご飯が基本的に韓国料理。あまりおいしくない
  • スタッフに日本人がいないか、いてもごくわずか
  • 生徒は韓国系が多い

という感じみたいです。あくまで私が調べた範囲では、ですが。
こちらの語学留学は基本的に全寮制で食事付きなので、学校の雰囲気に大きく影響するこの点は結構大きいんですね。
日本人ほど味にこだわらない国民性なのか、韓国料理と言ってもそれほどおいしくないので、韓国料理が好きだから平気という訳でもないらしく。和食が出る学校もあるけれど、やはり和食とはどことなく異なるようです。

日々困りごとや学校について分からないことって結構あるものの、日本人スタッフがいないと英語で聞かざるを得ず、十分な情報やサポートを得られなかったり。
外国人ばかりに囲まれると英語必須になってしまい日本語が恋しくなってしまう、などなど。
ただし英語必須の点に関しては、むしろ英語を話さざるを得ない環境に自分を追い込むため、敢えて選ぶ人も多いようです。
あとは、韓国人経営の学校の方が比較的安めなのかな?寮の充実度やカリキュラムにも依るので一概には言えませんけどね。

 

学校の所在地はどこか

学校がどこにあるかも結構重要です。
都市部であれば生活の利便性が高いものの、遊びにいきやすいので勉強に集中しづらいという面もあるようです。
だいたいは語学学校が固まっている地域というものがあり、マニラ、セブ、クラーク、バギオなどから選ぶことが出来ます。
一番学校が多いのがセブで、次がマニラかな?

私の場合、マニラは治安があまり良くないという話を聞いていたのと、学校の数の多さでほぼ最初からセブに決めていました。
ただし、セブの学校は青い空と海の写真をふんだんに使い、リゾート地での快適な語学留学をアピールしますが、ほとんどのセブの学校はリゾート地から離れているので、実態とは開きがあるようです。
というのも、プライベートビーチ持っているようなリゾートホテルはセブにはなく、マクタン島に集中しているから。小一時間程度で来れる距離なので、土日にちょっと足を伸ばす程度で南国の海を楽しむことは出来ますけどね。

 

マンツーマンが多いか

あるいはTOEICやりたいとかビジネス英語習得したいとかのカリキュラム重視ですね。

初心者はよりマンツーマンの増やした方が良いとも聞くので、この点を重要視する方も結構多いみたいです。
フィリピンの語学留学は北米などのそれと比べて安いのがウリです。
人件費がかかるのでどうしても高額になりやすいマンツーマンの時間を、比較的多く取ることが出来るという点が特に大きいです。

とはいえやはりマンツーマンをこなせる先生を多数抱えるのは大変なのか、マンツーマンの授業数の多さを売りにする学校は、比較的高額な傾向があるように思いました。
基本のカリキュラムから柔軟にカスタマイズ可能で、マンツーマンの数をさらに増やしたりできるところもあります。
一方でマンツーマン重視の場合、例えば一日6コマ以上といった条件を付けると学校の数がかなり限られるので、他の条件をいったん外して探した方が良いかもしれません。

マンツーマンの授業はグループクラスより割高になるので、かなりお財布直撃な条件でもあります。
私と同じように仕事を辞めて留学を決意する方も多く、無職状態での高額な投資に不安を感じる方も多いと思います。
どこまでこの条件を重視するか、どのあたりでバランスを取ることにするかは結局本人次第でもあります。
個々の英語のレベルもバラバラですからね。

なお、カリキュラムのカスタマイズが可能な学校の場合は、週単位で変更を効かせることが多いようでした。
とりあえず入ってみてからマンツーマンの数をより増やしてみたり、なんてのも可能だったりします。
このあたりの対応は学校によると思いますので、どんどんエージェントに問い合わせてみましょう。

 

私の場合

このみっつの条件については、

  • 経営者は日本人
  • 所在地はセブ(厳密にはマクタン島)
  • マンツーマンは4クラスだけど増やせる

です。 

CEOは日本人で、ブログも毎日書いてます。どのくらいの割合か良く分かりませんが結構な割合でこちらの学校にいます。現地人並みに日焼けしていて、すれ違っても気づかないレベルですw

所在地は一応セブに分類されますが、セブ島ではなくお隣の小島のマクタン島です。リゾートホテルがうようよありますが、基本的にセブシティとかなり違っていて、はっきりいって田舎です。このあたりは善し悪しですが、身の危険を感じることがあまりなく、誘惑が少ないので勉強に集中しやすいので、日本人の語学留学には悪くない環境だと思います。
セブについての主に観光的な視点での注意事項などには一通り目を通しましたが、マクタン島では当てはまらないことも多いです。

基本のカリキュラムはマンツーマン4にグループクラス4です。グループクラスも最大6名の少人数クラスなので、話す機会は結構あります。
追加費用は必要ですが、グループクラスをマンツーマンに変えたり、9限目を追加したり、土日に授業時間を追加したりも出来ます。
私はマンツーマンを増やした方が良いかな?と考えてとりあえず最初の4週だけをマンツーマン7:グループクラス1にしました。
このあたりは正直なにが自分に合っているのか自分じゃ分からないし、エージェントもある程度傾向的なことしか話せないので、結局やってみないと分からないところで、悩ましいですね。
この記事を書いている現在は一応正しい選択だったかなと思っていますが、マンツーマン6:グループクラス2でも良かったかなとも思います。
マンツーマンだとかなりの時間しゃべっているので、一日の言語量が結構なものになってくるのでほんとへとへとになるんですよ。
今までの人生で一番勉強していたのは高校3年生の夏から冬にかけてですが、それだって先生と一対一になったりなんてまずありませんからね。
大学受験を経験した方には、あれには及ばないけれどあの感覚を思い出すことにはなるよ、と言っておきます。

さいごに

学校選びはなかなか大変で、気にし始めるときりがない感じも割とあります。
他の学校を知らないので、私自身、今の学校が他の学校に比べてどういった点で優れているのか良く分からない部分もあります。
何を重要視するかはかなり人によって違うみたいなんですが、かといってある程度の条件を付けて絞らないときりがないくらい学校があるので、留学を考えている方は参考にしてみてください。
エージェント経由で申し込みが必要な学校もあれば直接申し込み可能なところあり、と多彩ですが、気になったところはどんどん問い合わせてみると良いと思います。

 

フィリピンに、来ました。

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4/19(日)からフィリピンに来ました。
目的は語学留学です。
英語の勉強をここでみっちり半年ほどやる予定です。

開発者のみなさんは日々感じていると思いますが、やっぱり英語力、欲しいんですよね。
調べ物をしていると英語のドキュメントに当たる必要は毎日あるし。
読むことは読めるけどすらすらという訳にも行かず、辞書を引いてもニュアンスがはっきりしないことも多く。
github のプルリクエストやイシューのやりとりを確認してみても、非常に短い文章でのフランクなものが多くて「多分こんなことを言っているのかな?」といまいちはっきりしない、もやもやしたものを抱えたままになってしまうんですよね。

Ruby 関連だと RubyKaigi など各種カンファレンスが開かれるので外国人もいっぱい来るし。
そこまで大きくなくても、各種 Web サービスの meetup などで開発者が来日することもあるし。
他国のカンファレンスその他のスピーチが YouTube などにアップされていることもあるし。
英語が通じないのであまり出てこないのだと思うけど、実は首都圏にも外国人の開発者は結構いるようだし。
英会話が、ほんの日常会話レベルででもできればできることたくさん増えるよなあ、という思いはずっとありました。
なかなか話を聞く機会がない人が目の前にいるのに、挨拶程度の話しか出来ないってほんっともったいない!って思うことが度々あったんですよね。

最近はスカイプ英会話の Web サービスも盛り上がっていますし、昔ながらの英会話教室もたくさんあるので、日本に居ながらにして英語を習得することももちろん可能です。
しかし私は結局、フィリピン留学を選びました。
スカイプ英会話は去年実際にやってみてなかなか良かったんですが、一日一回レベルでも継続していくのは結構大変で長続きせず。。。
性格的な問題も大きいと思うのですが、英語をやるしかない環境に置かれた方が良いかな?と考えての選択です。
実は今年からフリーランスで働くことを選んだのも、語学留学するためという理由が大きいです。

すでにフィリピンでの語学留学に関する情報は探せばいろいろ見つかるんですが、私なりの視点で現地の情報をお伝えできればと思っています。
こちらでは勉強の傍ら開発を行う余裕はほぼないので、単なる日記になるかもしれませんが、お時間のある際にもぜひ読んでください。
フィリピン、とっても楽しいですよ。

 

写真は空港出てすぐの道路。
白い車はタクシーです。