こんばんは、フィリピン帰りの Oakbow です。
去る 2016年1月31日、フィリピン語学留学から帰国してはじめての TOEIC を受けてきました。
TOEIC はだいたい30日後くらいに結果が郵送されてくる(速報は2週間後くらい)のですが、それが届いたという訳です。
今回で TOEIC 受験は二回目。
前回受けたのは 2014年5月で、その時のスコアは 475点でした。
さてさて半年間のフィリピン語学留学の結果は…?
テスト結果
はい。惨敗でした。
前回の受験後の印象そのまんま。
手応え通りというのはある意味よい傾向…なのか?
スコアは 585点で、600点いきませんでした。
前回のスコアから 100点上がってることになりますが、フィリピン留学半年行って、200万ほどかけた結果がこれではちょっとあんまりです。
想定していた点数は 600〜650点、というのもほんとは嘘。
いち早く帰国して TOEIC 受けていた語学学校の同級生、バッチメイトからこう言われたんですよ。
「いや〜、600 行きましたよ。卒業時の模擬テストでそのくらいだったけど、あれって結構正確かも。Oakbow さんならもっと行くと思いますよ」
その時は大人のたしなみとしていやいや〜と謙遜して返してましたけど、ぶっちゃけ在校時彼より英語力上だった自信もあったし、そこそこ行ける気がしてたんですよ。
多分 650 は固い、もしかすると 700 いっちゃうかもよグヘヘヘへって。内心スケベ面してこんなこと思ってた訳ですよ。
さすがに誰にもいいませんでしたけどね。いやもしかたら誰かに言ったかな?多分言ってないな。うん、言ってない。
でも 600 行かんとおかしいとか言った気がするな。
いやもう恥ずかしいですね。できなかったことがじゃなくて、身の程知らずで調子に乗ってたのが恥ずかしい。
N村さんごめん。はい、反省してます。
正直 TOEIC ちょっと舐めてました。
そしてせっかくなので反省
TOEIC ではスコアが一番の指標ですが、ちょっとした詳細データも送られてきます。
TOEIC にオンラインで申し込めて、受験結果の速報を確認できるサイト TOEIC SQUARE ではなぜか総合スコアとリスニングパート、リーディングパートのスコアしか見れないのですが、受験後約一ヶ月ほどで届く公式認定証では、もう少し詳細な内訳が分かるようになっています。
どうせならネットで見れる方にも全部の情報載せてくれたらいいのになあ。
まずはスコアから。
リスニングセクション | リーディングセクション | トータルスコア | |
---|---|---|---|
平均 | 324.3 | 261.6 | 585.9 |
俺様 | 255 | 330 | 585 |
トータルスコアは計ったように平均点ですが、内訳見ると全然違いますね。。。
というか、え?みんなそんなにリスニングできてるの?日本人ってリスニング苦手って言ってなかった??って裏切られた気分です。
リスニングが苦手なのは認識していましたが、それが裏付けされた感じ。
フィリピン留学時のネイティブ教師のグループクラスで、後から入学してきた日本人生徒より聞き取れていない実感がずっとありましたが、まあやっぱそうだったんだよなあと再認識してしまいました。
パーセンタイルランクというあまり聞き慣れない指標があるんですが、これは百分率でどのくらいの位置にいるかを表します。
リスニングが 17%なので、全体のうち私よりリスニングの点数が低い人は 17%しかいない、という意味になります。
リーディングは 65%なので、私よりリーディングの点数の低い人は全体の 65%いることになります。
リスニングが平均まで上がれば 650点行く計算になります。
650点というのはちょっとしたボーダーラインで、TOEIC を採用基準にしている企業の場合、だいたいこのくらいのスコアからってことが多いですかね。
あと、高い TOEIC スコアを求める企業でも、技術職の場合は 650 くらいでいいよ、みたいなことを聞いたりすることがあります。
そして詳細。
リスニングパートの詳細。
うーん、これ、どれがどのパートに対応してるって訳じゃないのかな。
リスニングパートは4つあるので数は一致してるんですが。
まあ、見ての通り軒並み平均以下ですね。
そして解説。
「以下の長所が認められます」という表現に、なんとかポジティブな表現を尽くそうとする努力が感じられますね。
Score Descriptor Table というのは、リスニングとリーディングパートそれぞれ、点数帯ごとに長所と短所が記述されている資料です。
公式認定証に同封されています。
リスニングパートは 270点以下、375点以上、その中間の三つの点数帯について長所と短所の解説が載っています。
弱点はこちらを参照する必要がある訳ですが、長いので省略。
次はリーディングパートの詳細です。
5項目ありますが、リーディングパートって 3つあるし、内容を見てもパートとは関連してなさそうです。
得点は特にどれが強いという訳でもなく、満遍なく。
語彙や文法といった基礎力は比較的平均より高めになってますが、これだけでリーディングパートを引き上げてる訳じゃないあたり、いいのか悪いのか。
まあこの二つは伸ばしやすい上、リーディングパートに限らず全般に影響するはずなので、伸びしろがあると前向きに考えられなくもないかな?
解説はこちら。
あまり長所から得るものはなさそうですね。
Score Descriptor Table に載っている短所はこちら。
- 文章内の広い範囲に渡る情報を関連づけることが出来ない
- 難しい語彙、良く使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できないこともある。似たような意味で使われる複数の単語は、区別できないことが多い。
確かにその通り。
語彙や文法は伸ばしやすいとはいえ、例外的な意味とかになると使用頻度が低いので、スコアを上げるのにかかる時間が増大していく頃合いかもしれません。
まあ TOEIC500→600 と 800→900 とでは、同じ 100点差でも上げるためにかかる時間や努力は全然違うでしょうしね。。
まったくやってないけど、長文読解も英語学習に取り入れないと行けないかもしれません。
今後の対策
受験後に考えた対策を基本的に続けることにはなるものの、思った以上にリスニングパートが悪かったので、こちらはなんとかしなくちゃと。
これまでひたすら VOA を移動中に聞いていたんですが、これを TED に切り替えることにしました。
シャドーイングやるとなるときついけど、単に聞くだけならもう結構ゆっくりだと感じるし、TOEIC に比べれば遥かに遅いので対策としてはやはり弱いですしね。
TED の音声は必ずしもネイティブスピーカーという訳ではないし、訓練されたしゃべりのプロが最適な録音環境で話す訳でもないので TOEIC 対策として最適とは言えない気もしますが、英語のリスニング向上には良い教材かな、と思っています。
これでダメなら TOEIC 用の教材をやるしかないですね。
実はこの1月31日のTOEICの受験時点で、特別なTOEIC対策はまだやっていません。
実は前述のバッチメイトにTOEIC対策本としてこれ勧められてたんですけどね。
- 作者: TEX加藤
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/03/07
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
あんまりTOEIC対策的なことやらずに留学後の結果を知りたかったのと、「いやまあ650点は固いからなあ」とか不遜なこと考えてたせいで、結局使いませんでした。
N村さんほんとごめん。
しかし、TOEICの結果を受け取ったのが2月末日で、次のテストが3月13日。
リスニング対策をTEDに切り替えるにしても2週間弱で効果なんて出るんでしょうか。
それに、1月末からこの2月末まで仕事がかなり忙しく、結局 iKnow! と VOA をやる以外の英語の勉強はできていなかったりします。
受ける前から結果が読めてる気がする状態ですが、如何に。
現在の TOEIC 力:585 点