USO800

Web開発者oakbowのブログです

TokyuRubyKaigiでLTしてきました。

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LT というのは Lightning Talk の略。 5分程度の短いプレゼンテーションのことで、IT系のカンファレンス、イベント、勉強会などではとてもメジャーです。 短い分それほど前準備に時間をかけず、カジュアルに参加出来るものが多いです。

Tokyu Ruby Kaigi#10 のLT 募集に応募したら当選したので、フィリピン留学についてしゃべってきました。 発表スライドはこちら。

スライドをただ見ただけではあんまり何しゃべったか分からないと思うので、気になった方は SlideShare のサイト でスライドをダウンロードしてください。 発表者ノートに詳細を書いています。 LT ではこの内容を要約して話しているので、ある意味こちらが正規版ですね。

伝えたかったこと

フィリピン留学ってそこそこメジャーになりつつある認識があって、それなりにアンテナを立ててるプログラマだったら聞いたことあるかな、と思っています。 興味はあるし英語話せるようになるんなら行ってみたいけど、実際どうなのかな〜という人はそこそこいる気がしていたので、実際のところを軽く紹介した感じでした。

多分、私の英語力は勉強会に来ているようなプログラマと比較すると標準かちょっと下あたりだと思うので、等身大の紹介が出来たのではないかな?と思います。 とはいえ LT ではどうしても要点だけ手短に話す必要が合ったので、詳しいことは直接聞いてね、になっちゃったんですが。

まあ、時間が制限されている方が却って良い発表になることも多いですけどね。

後ほど 3分の追加 LT が募集になったので、せっかくだからとちょっとオフレコっぽい話もしてみたんですが、これは余分だった気もしてます。 まだまだおしゃべりスキル高くないので、たいした準備もなしにいいスピーチをするのは、例え 3分でも難しいですね。反省。

参考図書

LT では触れる余裕あまりなかったんですが、フィリピン留学を考えている人にはとてもお勧めの本があります。 スライドの末尾に乗せていますが、こちら。

3ヶ月でTOEIC300点上げる フィリピン語学留学

3ヶ月でTOEIC300点上げる フィリピン語学留学

タイトルは割とありがちな気がしてくるんですが、内実は暴露本です。フィリピン留学の。

いや、もちろんちゃんとこのタイトル通りの話もしてるんですけどね。

フィリピン留学は(欧米豪に比較して)安いと言っても結構なお値段だし、そうそう行けるものでもなし。

一生に一度か二度の経験で失敗したくない人のために、割とギリギリなところまで踏み込んで正直なところが書いてあります。

著者はフィリピン留学の事業者側なんですが、良くここまで書けるなあと感心しきりでした。

値段は 500円ですが、Kindle 版だと 250円なのかな?期間限定なのかずっとこれなのか分かりませんが。

まだ続いているのかもう終わってるのか分かりませんが、こちらのキャンペーンだとタダでもらえるかもしれません。

電子書籍プレゼント『3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン語学留学』 | フィリピン語学留学|サウスピーク

Tokyu Ruby Kaigi とは

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Tokyu Ruby Kaigi はプログラム言語 Ruby をテーマとした地域カンファレンスですが、非常に敷居が低く、誰でもオッケー的な懐の広さと深さを感じさせてくれます。 発表内容はすべて LT で、Ruby がちょっとでも絡んでいれば何でも良い、というゆるさ。

ぶっちゃけ私の ↑の発表なんて Ruby 関係ないじゃんって突っ込み入りそうなレベルですが、大丈夫です。 もちろんちゃんと技術カンファレンスらしい話を発表する人もいます。しないひともいます。

食べ物はすべて参加者の持ち寄り。 飲み物も基本は参加者の持ち寄り。

LT と 食べ物は人気投票があり、それぞれ LT 王 と 飯王 が表彰されます。 トップ画像の生ハムの原木は今回の飯王のものです。

飲み物については参加者持ちよりだけでなく、スポンサーのご好意でプレミアムモルツがかなり潤沢にありました。 受け付け終わったらプレモルお姉さんにビールをコップで渡され、席について飲み干したら別種の奴をプレモルお姉さんが運んでくれ、という感じでアンリミテッド・プレモル状態でした。 実に素晴らしい。

また次も LT ネタこしらえて参加したいと思います。

Singapore is a fine city

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シンガポールのたぶん割と有名なお土産に、「Singapore is a fine city」という文言をあしらったものがあります。

T シャツやマグカップになっていることが多いかな?

私も T シャツ買ったんですが、フィリピンに置いてきてしまって手元にないので、ネットで見つけてきた画像で失礼します。

f:id:oakbow:20160502000316j:plain http://josephine-beeleng.blogspot.jp/2008/07/singapore-fine-city.html

私の買った T シャツはもう少しかっこいいデザインだったかな。。

「Singapore is a fine city」をあしらったお土産はどこにでも売っているってくらいシンガポールではメジャーなんですが、デザインのアップデートは頻繁らしく、最近のものはもうちょっとポップでかっこ良くなっています。

fine の意味

この fine という単語には複数の意味があるので、「Singapore is a fine city」というのはそれをうまく使った皮肉なんですね。

ejje.weblio.jp

一番目の意味は多分かなりの日本人が知っている用法。

形容詞で「すばらしい、見事な、りっぱな」という意味があります。

A: How are you? 

B: I'fine thank you!

という受け答えはとても有名です。

ただし、How are you? は単に健康状態を聞く言葉じゃなくて会話のとっかかりの質問なので、「私は元気です」で終わらせるのは英語話者からしてみれば「?」って感じらしいですけれど。

さらに、英語の勉強をある程度やっていないとあんまり馴染みがないと思いますが、fine には「罰金」って意味もあります。

つまりこの T シャツは、

「シンガポールは素晴らしい都市」「シンガポールは罰金都市」

という皮肉になっている訳ですね。

まあデザイン見ると分かりますけれど。

それぞれの英語の意味

せっかくなのでひとつひとつ意味を確認してみましょう。

SGD(シンガポールドル) ⇔ JPY(日本円)のレートは 2016年5月2日現在のものです。

  • No Smoking Fine $500・・・喫煙禁止 SGD 500。¥39,573。

シンガポールの路上喫煙禁止は割と有名ですね。日本も東京23区を皮切りに近年路上喫煙禁止が増えてきましたが、シンガポールはもうずっと前から取り組んでいる国。日本やアメリカの喫煙率が高かった時代からだったせいもあり、知っている人は多いと思います。 現地では確かにあんまり見かけないんですが、歩きタバコしている人はいるにはいました。大丈夫なのかなあ、と思って見てましたが。

場所によりそうですが、シンガポールでは結構公共のゴミ箱が整備されていて、灰皿も備え付けられていることが多かったです。こういう形。

f:id:oakbow:20160502005101j:plain http://www.townscapeproducts.co.uk/TownscapeProducts/bins-don-t-have-to-be-rubbish

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※ このあとたっぷりモフモフしました。

こういったゴミ箱の周辺で吸うのは構わないらしく、たむろっている人をたまに見かけました。 といっても東京の路上喫煙所のように大勢が群がっている訳ではなく、数人が吸っている程度。 シンガポールは多民族国家なのではっきりしたことは分かりませんが、見た感じは旅行者ばかりでした。 タバコがとても高い国だからなのか、たまたまなのか。

この刑罰のお陰か、路上でポイ捨てされたタバコはあんまり見かけなかった気がします。そんなに注意してみてなかったですけどね。

  • No Chewing Gum Fine $1,000・・・ガムを噛むと罰金 SGD 1,000。¥79,146。

ガムのポイ捨てかな?路上喫煙より罰金高いの? 軽く調べてみたら、ガムは持ち込みも製造も販売も禁止なんだそうです。 ポイ捨てされると掃除の手間が半端なく大変だからでしょうかね。理屈は分かるけど意外ですよね。

確かに、シンガポールではガムの噛み跡のあの黒い斑点を路上で見かけなかった気がします。

  • No Littering Fine $1,000・・・ゴミを捨てると罰金 SGD 1,000。¥79,146。

ゴミのポイ捨て禁止も割と有名ですよね。ゴミ箱は歩いていると割とよく見かけるので、捨てるのに苦労することはあんまりないと思います。 ポイ捨てを見かけることもなかったし、捨てられたゴミを見かけることもなかったです。

  • No Urinating Fine $1,000・・・立ち小便禁止、罰金 SGD 1,000。¥79,146。

まあ実際のところ、日本でもこういった条例や法律はあるんですよね。 立ち小便は確か軽犯罪法違反かな?よっぽどのことがないと捕まることはないですが。 シンガポールの場合は法の適用には結構厳格だと聞くので、見つかったら普通に罰金くらいそうですが。

  • No Flower-Picking Fine $500・・・花摘み禁止、罰金 SGD 500。¥39,573。

公園の花壇とかかな?日本でも一応は罰則があったような。桜の木の枝折ってどうこうって話を聞くことがありますね。

  • No Flushing Fine $500・・・流れないものをトイレに流すの禁止、罰金 SGD 500。¥39,573。

ちょっと「?」って感じです。この和訳で合っているかなあ。。。 トイレ事情って国ごとの差がとても大きいのですが、シンガポールはトイレが詰まりやすいのかな? 日本の水洗トイレはウォッシュレットを抜きにしても世界的にもかなり恵まれている方で、トイレットペーパーを流せない国も結構多かったりします。

私が利用したシンガポールのトイレはどこも水洗でトイレットペーパー普通に流せましたが、詰まりやすかったりするのかもしれません。 あるいはトイレにゴミを捨てるマナーの悪い人がそこそこいて法で禁止されたのかも。

  • No Bird-Feeding Fine $1,000・・・鳥への餌やり禁止、罰金 SGD 1,000。¥79,146。

都内の公園でも、「鳩(猫)にえさを与えないでください」という張り紙などを見かけることが増えてきました。 天敵がいる訳でもないのでどんどん鳩が増えていて、糞害が結構ひどいようです。 シンガポールのこれも多分同じ理由なんでしょうね。

  • No Water Wasting Fine $500・・・水の無駄遣い禁止、罰金 SGD 500。¥39,573。

これで取り締まることってあるのかなあ。。。 シンガポールは小さな都市国家のため水を自給できないので、隣国のマレーシアから輸入しています。 貯水池をいくつも設けたり、確か海水の浄水も日本の技術か何かを利用して取り組んでいた気がしますが、それでも足りていません。 生きるために必要かつ重要な、非常に基本的なインフラを他国に依存しています。

マレーシアとは歴史的な経緯から友好的な関係とは言い難いようで、たまに「水止めんぞこら」と脅されてるようで。 そういった事情ゆえの法なのかもしれません。違うかもしれません。

  • No Spitting Fine $1,000・・・唾吐き禁止、、罰金 SGD 1,000。¥79,146。

唾というか、痰かな? これはおそらく、観光立国を目指したためかなと思います。 日本も東京オリンピック(1964年)開催時、マナーアップが声高に叫ばれていて、ゴミのポイ捨てや痰を吐く行為を止めようという啓発活動があったようです。 最近では北京オリンピックでも同様の活動が行われていました。

こうして見てみると、お国柄も感じて面白いです。 どれも結局、特に観光立国を意識しての法整備が多いのかなという気がしています。 日本のように統一国家として歴史の長い国であれば、政府や関係団体からの呼びかけという形でも効果があるのかもしれませんが、歴史が浅い多民族国家だと、さっさと法制化した方が手っ取り早かったのかもしれません。

異なる価値観や常識を持つ人たちが共存するためには、守るべきルールが明文化された方が良いことも多いのですが、異民族や異文化との接触の機会が少なかった日本人にはあまりない考え方かもしれませんね。

ところで、fine のもうひとつの意味

ところで今日、こういう記事を読みました。

fine は状況と言い方によって、「素晴らしい」という最高の意味と、「大丈夫」という渋々 OK(妥協)の意味がある。 普通のテンションで言うと、渋々OKに聞こえがちなので注意しよう。

会社で外国人にFineと言われてイラッとした話 - モウソウの森

え?そうなの?

驚いて Weblio を確認すると、確かにそういう意味があるみたいです。

限定用法の形容詞 [しばしば皮肉に反語的に用いて] ごりっぱな,けっこうな.

That's a fine excuse to make. そいつはけっこうな言い訳だね 《それで弁解とは恐れ入る》.

A fine friend you are! 君はごりっぱな友人だよ.

fineの意味 - 英和辞典 Weblio辞書

なるほどー!

英語話者でも出身国でこのあたりのニュアンスを含むかどうかは違いがありそうな気がしますが、この意味を知ると「Singapore is a fine city」という表現もさらにシニカルになってきます。

  1. シンガポールはすばらしい都市です
  2. シンガポールは罰金ばかりの都市です
  3. シンガポールはご立派な都市だよね!

3番目のニュアンスが含まれていることを今回はじめて知った訳でした。

英語を勉強する上では必ずしも知らなくていい(効率考えるなら辞書の1〜2個目の意味をひたすら覚えていった方がいい)知識だと思いますが、こういう生きた英語のちょっとしたまめ知識を聞くと、英語の勉強が楽しくなっていいですね。

よかったらこちらも読んでみてください。

blog.oakbow.tokyo

留学後二度目のTOEICを受けてきました。

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去る2016年3月13日に、再び TOEIC を受けてきました。

前回受けたのは 1月31日。この時のスコアは 585 でした。

oakbow.hatenablog.com

半年もの留学の成果として期待してたスコアはからは大きく外れていて、結果を受け取ってがっくり来たのが 2月末。

その落ち込みからわずか二週間。

正直やる気まったくありませんでした。

リスニング強化のため VOA から切り替えた TEDと、それ以前からずっと続けていた iKnow! は継続していましたが、それ以外の勉強は特になし。

前回の受験から一ヶ月半、英語の勉強は継続していたとはいえ、見ての通りスコアが特別上がるようなことはやっていません。

リスニング強化のためにはじめた TED だってまだ 2週間なので、効果が出るのはまだ先でしょう。

つまり、「今日受験しても大して点数変わんないよなあ」って思っちゃったんですね。むべなるかな。

実は3月中旬という時期って個人事業主にとって最大のお祭り、確定申告の提出期限直前だったりします。15日が期限なのでこの日は 2日前ですね。もちろん提出書類の作成はまだ終わってません。

それとは別に抱えている案件二つの納期が近いのと、英語で作成する必要のある研修資料がまだ途中なのと。

このところかなり忙しくて疲れがたまっているし、日曜日とはいえ少しでも進めておきたい仕事はあるし、行くのやめて昼過ぎまで寝てようかなあ、という誘惑への言い訳には事欠かない日でした。

まあ実際、妙に寝覚めの良い日じゃなかったらそうしてたと思います。朝から悶々と行こうか行くまいかと逡巡して、結局目がすっかり覚めちゃったので諦めて受験することにしました。

TOEIC は英語力そのものだけではなくこの試験自体に慣れることも点数を上げるのに大事と言われているので、まあちょっとは経験値あげられるかな、程度のつもりで。

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今日の受験校は目白大学。中途半端に家から近かったので、交通機関は使わず歩いて向かいました。

Google Map は車や電車、バスの予想時間はあまりあてにならなりませんが、徒歩の場合はそこそこ正確な印象があります。

小心者なので、遅れるとアウトな状況下では早目に出すぎてしまい、1時間前とかに着いちゃったりすることが多いですけれど。

さて結果は

さてまあ、受験後の印象。

リスニングが前回より聞き取れるようになっていて、自分自身びっくりしました。

リスニングパートが始まったら「あれ、こんなに聞き取りやすかったっけ?」って思っちゃったんですよ。まあパートが進むにつれ聞き取るのが難しくなるので、パート 3 とかではもうそんな印象消え去ってましたけれど。

あとは集中力。

TOEIC は 2時間ぶっ続けの長丁場の試験なので、そもそも普段からテストを受けている学生が圧倒的に有利です。社会人は不利。

素の英語力が高くても集中力が続かなくてリスニングパートで聞き逃してしまったり、普段だったら一度読めば読み取れる英文にとても時間がかかったりします。

前回はその集中力こそ最大の課題だったんですが、今回はかなりマシになった気がします。

集中力途切れそうになる瞬間はあったけど、なんとか持ちこたえた感じ。

それでも後半の方の長文読解で、なかなか内容が頭に入って来ず、だいぶ時間をロスしてしまいましたが。。。

長文読解の手前までは割といいペースだったので、やはり長文読解の勉強をやって慣れておく必要がありそうです。

終わってみればきちんと答えられたのは 185問くらいで、前回と同じくらいでした。集中力がもう少し維持できた分、正答率が上がっているといいのですが。

私の目下の課題はリスニングなので後回しでもいいと言えばいいのですが、リーディングパートで得点上げるためには、やはりもう少し本腰を入れて勉強していかないといけないかな、というのを感じます。今は机に向かって勉強するって時間ほぼゼロですしね。

ちょうど 1年前くらい、フィリピン留学に向けて買った大量の参考書、結局フィリピンでも帰国後もまったく開いていません。

モノはあるのでちゃんと勉強を始めなくては。

現在の TOEIC 力:585 点

よかったらこちらも読んでみてください。

oakbow.hatenablog.com

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留学後初のTOEICの結果が出ました。

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こんばんは、フィリピン帰りの Oakbow です。

去る 2016年1月31日、フィリピン語学留学から帰国してはじめての TOEIC を受けてきました。

oakbow.hatenablog.com

TOEIC はだいたい30日後くらいに結果が郵送されてくる(速報は2週間後くらい)のですが、それが届いたという訳です。

今回で TOEIC 受験は二回目。

前回受けたのは 2014年5月で、その時のスコアは 475点でした。

さてさて半年間のフィリピン語学留学の結果は…?

テスト結果

はい。惨敗でした。

前回の受験後の印象そのまんま。

手応え通りというのはある意味よい傾向…なのか?

スコアは 585点で、600点いきませんでした。

前回のスコアから 100点上がってることになりますが、フィリピン留学半年行って、200万ほどかけた結果がこれではちょっとあんまりです。

想定していた点数は 600〜650点、というのもほんとは嘘。

いち早く帰国して TOEIC 受けていた語学学校の同級生、バッチメイトからこう言われたんですよ。

「いや〜、600 行きましたよ。卒業時の模擬テストでそのくらいだったけど、あれって結構正確かも。Oakbow さんならもっと行くと思いますよ」

その時は大人のたしなみとしていやいや〜と謙遜して返してましたけど、ぶっちゃけ在校時彼より英語力上だった自信もあったし、そこそこ行ける気がしてたんですよ。

多分 650 は固い、もしかすると 700 いっちゃうかもよグヘヘヘへって。内心スケベ面してこんなこと思ってた訳ですよ。

さすがに誰にもいいませんでしたけどね。いやもしかたら誰かに言ったかな?多分言ってないな。うん、言ってない。

でも 600 行かんとおかしいとか言った気がするな。

いやもう恥ずかしいですね。できなかったことがじゃなくて、身の程知らずで調子に乗ってたのが恥ずかしい。

N村さんごめん。はい、反省してます。

正直 TOEIC ちょっと舐めてました。

そしてせっかくなので反省

TOEIC ではスコアが一番の指標ですが、ちょっとした詳細データも送られてきます。

TOEIC にオンラインで申し込めて、受験結果の速報を確認できるサイト TOEIC SQUARE ではなぜか総合スコアとリスニングパート、リーディングパートのスコアしか見れないのですが、受験後約一ヶ月ほどで届く公式認定証では、もう少し詳細な内訳が分かるようになっています。

どうせならネットで見れる方にも全部の情報載せてくれたらいいのになあ。

まずはスコアから。

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リスニングセクション リーディングセクション トータルスコア
平均 324.3 261.6 585.9
俺様 255 330 585

トータルスコアは計ったように平均点ですが、内訳見ると全然違いますね。。。

というか、え?みんなそんなにリスニングできてるの?日本人ってリスニング苦手って言ってなかった??って裏切られた気分です。

リスニングが苦手なのは認識していましたが、それが裏付けされた感じ。

フィリピン留学時のネイティブ教師のグループクラスで、後から入学してきた日本人生徒より聞き取れていない実感がずっとありましたが、まあやっぱそうだったんだよなあと再認識してしまいました。

パーセンタイルランクというあまり聞き慣れない指標があるんですが、これは百分率でどのくらいの位置にいるかを表します。

リスニングが 17%なので、全体のうち私よりリスニングの点数が低い人は 17%しかいない、という意味になります。

リーディングは 65%なので、私よりリーディングの点数の低い人は全体の 65%いることになります。

リスニングが平均まで上がれば 650点行く計算になります。

650点というのはちょっとしたボーダーラインで、TOEIC を採用基準にしている企業の場合、だいたいこのくらいのスコアからってことが多いですかね。

あと、高い TOEIC スコアを求める企業でも、技術職の場合は 650 くらいでいいよ、みたいなことを聞いたりすることがあります。

そして詳細。

リスニングパートの詳細。

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うーん、これ、どれがどのパートに対応してるって訳じゃないのかな。

リスニングパートは4つあるので数は一致してるんですが。

まあ、見ての通り軒並み平均以下ですね。

そして解説。

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「以下の長所が認められます」という表現に、なんとかポジティブな表現を尽くそうとする努力が感じられますね。

Score Descriptor Table というのは、リスニングとリーディングパートそれぞれ、点数帯ごとに長所と短所が記述されている資料です。

公式認定証に同封されています。

リスニングパートは 270点以下、375点以上、その中間の三つの点数帯について長所と短所の解説が載っています。

弱点はこちらを参照する必要がある訳ですが、長いので省略。

次はリーディングパートの詳細です。

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5項目ありますが、リーディングパートって 3つあるし、内容を見てもパートとは関連してなさそうです。

得点は特にどれが強いという訳でもなく、満遍なく。

語彙や文法といった基礎力は比較的平均より高めになってますが、これだけでリーディングパートを引き上げてる訳じゃないあたり、いいのか悪いのか。

まあこの二つは伸ばしやすい上、リーディングパートに限らず全般に影響するはずなので、伸びしろがあると前向きに考えられなくもないかな?

解説はこちら。

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あまり長所から得るものはなさそうですね。

Score Descriptor Table に載っている短所はこちら。

  • 文章内の広い範囲に渡る情報を関連づけることが出来ない
  • 難しい語彙、良く使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できないこともある。似たような意味で使われる複数の単語は、区別できないことが多い。

確かにその通り。

語彙や文法は伸ばしやすいとはいえ、例外的な意味とかになると使用頻度が低いので、スコアを上げるのにかかる時間が増大していく頃合いかもしれません。

まあ TOEIC500→600 と 800→900 とでは、同じ 100点差でも上げるためにかかる時間や努力は全然違うでしょうしね。。

まったくやってないけど、長文読解も英語学習に取り入れないと行けないかもしれません。

今後の対策

受験後に考えた対策を基本的に続けることにはなるものの、思った以上にリスニングパートが悪かったので、こちらはなんとかしなくちゃと。

これまでひたすら VOA を移動中に聞いていたんですが、これを TED に切り替えることにしました。

シャドーイングやるとなるときついけど、単に聞くだけならもう結構ゆっくりだと感じるし、TOEIC に比べれば遥かに遅いので対策としてはやはり弱いですしね。

TED の音声は必ずしもネイティブスピーカーという訳ではないし、訓練されたしゃべりのプロが最適な録音環境で話す訳でもないので TOEIC 対策として最適とは言えない気もしますが、英語のリスニング向上には良い教材かな、と思っています。

これでダメなら TOEIC 用の教材をやるしかないですね。

実はこの1月31日のTOEICの受験時点で、特別なTOEIC対策はまだやっていません。

実は前述のバッチメイトにTOEIC対策本としてこれ勧められてたんですけどね。

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

あんまりTOEIC対策的なことやらずに留学後の結果を知りたかったのと、「いやまあ650点は固いからなあ」とか不遜なこと考えてたせいで、結局使いませんでした。

N村さんほんとごめん。

しかし、TOEICの結果を受け取ったのが2月末日で、次のテストが3月13日。

リスニング対策をTEDに切り替えるにしても2週間弱で効果なんて出るんでしょうか。

それに、1月末からこの2月末まで仕事がかなり忙しく、結局 iKnow! と VOA をやる以外の英語の勉強はできていなかったりします。

受ける前から結果が読めてる気がする状態ですが、如何に。

現在の TOEIC 力:585 点

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留学後初のTOEICを受けてきました。

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半年間におよぶフィリピン留学。 個人的には劇的な英語力の向上があったと実感しています。 何より大きいのは、英語を話せない ⇒ 英語を話せる に変わったこと。

ただやはり自己申告ではなく、何か客観的な指標が欲しいと思っていました。 通っていた語学学校二校の内最初の一校は月に一回 TOEIC の模擬テストをやっていたこともあり、帰国後にも TOEIC を受けて留学前後でどのくらい伸びたか確認してみよう、と考えていたんですね。 留学前の得点は、留学のほぼ一年前だけど475点。Listening と Reading の得点は良く覚えていないけれど、だいたい4:6くらいの比率だったと思います。 ちなみにこの TOIEC 受験直前に丸一ヶ月間、DMM 英会話を一ヶ月間、30コマの授業を受けています。 それ以外の英語の勉強は特にやっていませんでした。

帰国後の勉強法

帰国後は半年間の留学の成果を無駄にしないために、会話力のキープを念頭に勉強していました。 とはいえ基本的に忙しい働き方をしているので、あまり無理のないやり方じゃないと続かないので、続けやすいこともかなり重視。 結果やっていたのはこの辺。

  • DMM 英会話…言わずと知れた Skype 英会話の大手。一日最大3コマまで受けられるプランやってました。
  • iKnow!…スマホの英単語学習アプリ。忘却曲線を考慮して忘れる頃に単語の問題を出題することで、効率的に覚えられる、というのがウリ。
  • VOA…アメリカの英語初学者向けニュースサイト。単語数を絞り、ゆっくりしたスピードで読み上げてくれるのでリスニングのために。

DMM 英会話はベストエフォートでできるだけ入れる、という程度。間があくことも結構あります。 フィリピン人の先生だとかなり楽に聞き取れるので、セルビアやボスニア・ヘルツェゴビナなど東欧系の先生を中心に予約を入れていました。東欧の国の先生の方が話すスピードが速く、ちょっとだけネイティブっぽく、よりリスニングが難しい感じだったので。 多分発音がよりクリアなのはフィリピン人だと思うんですが、実際の英語話者はそれほどクリアに発音してくれない人も結構いるので、より耳を鍛えられるかなあというチョイス。

iKnow は通勤時間帯にやっていました。 フリーランスながら私は客先常駐しているので、朝晩普通に通勤しておりまして。 この通勤時間がまるっと iKnow をやる時間になっています。 だいたい往復で40分ほど費やしているので、継続的な勉強時間としては悪くない数字です。 単語教材はいろいろありますが、 TOEIC 向けのものと一般のもの、レベル的にちょうど良いものを選択しています。

VOA は以前からシャドーイングなどにも使っていましたが、帰国してからも継続して使っています。 主に歩きの移動時に、iKnow 使えない代わりに聴いていることが多いです。 家から駅まで、駅での乗り換え、駅から勤務先までは VOA。電車に乗車中は iKnow。 正直ただ英語を流して聴いているだけというやり方がそれほど学習効率がいいとは思っていませんが、さすがに歩きで他にやりようがある訳でもないし。 たまに歩きながら iKnow やったりもしてましたけどね。 歩きながらシャドーイングは、人目を気にしなければ学習効率は悪くないかもしれません。

こんな感じの勉強スタイル。 感覚的には、仕事とご飯以外の時間は結構英語漬けにしてると感じてました。

そして迎えた帰国後初 TOIEC

想定していた点数は 600〜650点くらい。 これは、アプリその他でそのくらいのスコアレンジ向けに出題される英単語の問題がだいたいレベル的にちょうど良いのと、フィリピン留学時の模擬テストの結果から導出しています。 模擬テストでは実際のところ 600超えていないんですが、その後の伸びも考えるとだいたいそのあたりに落ち着くだろうと考えたんですね。

で。 今日実際に受けてきた訳ですが。 う、うーん。 もしかしたら 600行かないかもしれない…という惨憺たる出来。

いやね、以前に比べて成長してるのは実感しましたよ? Listening は以前より聞き取れてますし、Reading も以前より読解スピード上がってます。 iKnow ではTOEIC600 コースを受けていたお陰で、あ、これ iKnow でやった単語だ!ってのもありました。 でもね、忘れていたんですよ。 まず第一に、2時間のテストをこなす集中力が TOEIC には必要だということを。

TOEIC の受験経験者、それも特に年が行っている人ほど実感していると思いますが、机に座って集中して勉強するって習慣から遠ざかると、テストを受けるのって問題を単に解くのとは別の難しさがあるんですね。 テスト慣れしている受験生とかだと理解しづらい感覚だと思いますけれど。 留学期間中にそれを痛感したはずなんですが、帰国して3ヶ月も経つとすっかり忘れてました。

私自身、プログラマという結構集中力が必要とされる仕事をやっていて、実際プログラミングしてるときは数時間集中することも多いんですが、それとはまた別物なんですね。 もしかしたら同じ感覚で集中できるプログラマもいるかもしれないんですが、気の持ちようなのかなんなのか、とにかく私には別に感じます。 自分のペースで集中できるかどうかの違いなのかもしれません。トイレ行ったり音楽聴いたりガム噛んだり Twitter したり自由にできるし。

Listening パートではふっと別のこと考えてる隙にスピーカーが話し始めちゃってついていけなくなりますし、Reading パートではなかなか読み進められず、能力的に普通に理解できるはずの文章を何度も読み返したりするんですね。 試験である以上集中力が要求され、高いレベルでキープできる人ほど本来の英語力を発揮できるのは仕方のないことなんですが、正直、思いのほか集中できませんでした。

いやまあ集中できてたら確実に600超えられていたかというと、それもまた微妙ですけどね。 やっぱり Listening パートは相変わらずはえええって思ってましたし。 当たり前ですが、まともに話す気のあるネイティブはあんなスピードでしゃべりませんからね。

反省。

帰国後の勉強は英語に触れない日はない、という状態にはなっていたものの、そんなに負荷の高い勉強はしていません。 iKnow はかなりやり込んでますが、スマホ片手にできるので、電車の中や寝る前のベッドなどで手軽にやっていました。 かけた時間はそれなりですが、あんまり効率良くなかったと思います。

これは私見ですが、一番効率の良い英語の勉強法は、何のひねりもない大学受験的なやり方だと思っています。 長文読解をやり、わからない単語は辞書を引き、ノートに単語と発音記号と意味を書き取り、その単語を使用した例文をいくつか書いてみる。 とても地道なこの勉強法は、多分単語や英文法の習得に関しては一番近道で、教科書の代わりに適切な英文、教師の代わりに適切な解説の用意された参考書を数周繰り返すのが良いと思っています。 実際英語で作成された英語の勉強法的なテキストでも、そういう勉強法を解説しています。語学学校の教材のひとつに、そういう解説がありました。イギリスで出版されたものだったので、多分これがオーソドックスなやり方なんだと思います。

ただ、このやり方ってモチベーション続きにくいんですよね。。。 普段紙とペンを使わない生活をしているとなおさら。 なので多少非効率になってもいいから、紙とペンを使う勉強法を敢えて離れるやり方を試した、というのがあります。 iKnow を選択したのはこれが一番の理由で、半分成功、半分失敗でした。

成功は、勉強をはじめるハードルがかなり低くなるので、毎日少しずつでも勉強を続けられたこと。 英語の勉強はやはり続けられるかどうかが一番ネックだと言われるので、この点では大成功でした。 実際、留学後に覚えた単語も結構多く、今回の TOIEC でも役に立っています。

残り半分の失敗は、机に向かってペンを走らせ集中する時間を取っていなかったので、TOIEC のような2時間のテストは久しぶり過ぎて集中力が続かなかったことです。 これ、たまにでもいいから紙とペンを使う勉強法を捨ててなかったらある程度は改善できていたような気がします。 他の高得点者の勉強法はというと、模擬テストをやった後に間違えた箇所を徹底的に復習、というルーチンを繰り返している印象が多いです。 テスト勉強のやり方としてはごく一般的な手法(大学受験とかは過去問かなりやりますし)だと思うんですが、特に模擬テストを行うことで実際のテストを疑似体験するのはやっぱり重要なんだな、という当たり前のことに気づかされました。

まあ平たく言ってしまうと、TOIEC 舐めててちゃんと勉強してなかったのが敗因ですね。

今後の TOIEC

正直 TOEIC は軽視してました。 だって、高得点者でも私より全然英語話せない人がいっぱいいるって現実を知って、これのスコア上げてもあんまり意味ないんじゃ?という印象を強く持ってしまったんですね。 なので一度は TOEIC 受けるけどあとはもういいや、と考えていました。 実は本来の英語力を把握するためと考えて、TOEIC 向けの勉強は基本的にやりませんでした。 iKnow の単語に TOEIC 向けコースがあったので、それをやってたくらい。

ただ、帰国後 DMM 英会話をはじめたり、少ないながらも外人さんと英語を話す機会があり、会話を楽しんでいるといろいろと感じるところがありました。 Listening がどうしても4技能の中で特に弱いのでここを強化したいって気持ちはずっとあるものの、日本で話す外人さんって基本的に日本人に好意的なので、分かりやすいようにゆっくり話してくれるし、発音いまいちでも結構聞き取ってくれるんですね。

一方で語彙力や文法力は4技能を下支えする基礎力なので、これがないとある程度やりくりするにしても限界があります。 今でもそこそこ話せるけど、この基礎力がまだまだ不足しているのでうまく伝えられないことも実感することが増えてきました。 ある程度勉強していると、一番効果的に英語力延ばせるのは、4技能そのものを勉強することより基礎力上げることじゃないかなあと感じてきたんです。 で、日本で語彙力や文法力を上げる勉強をしようとした場合、目標にするのにうってつけなのって TOEIC なんですね。 少なくとも社会人にとっては。

これまた当たり前のことですが、何事も基本が大事。 という訳で、今後ある程度 TOEIC を継続して受けて、スコアアップを狙いたいと思います。 今の働き方だと TOEIC のスコアが直接仕事面で有利に働く可能性はあまり高くないので、単純に英語力向上の見極めに使う感じですね。

具体的には DMM 英会話の受講数を減らし、その代わりに紙とペンを使う勉強法をできるだけ継続的に行う、というスタイルでやろうと思っています。 iKnow は引き続き使うけど、ここで出てきた単語を辞書引いてノートに書き留めてってやったり。 英語の勉強をはじめてからまだ参考書ってまったく使っていないので、いくつか著名な本を使ってみようと思います。 次の TOEIC は3月だったかな? 英語の勉強はなかなかすぐに結果が出ないことも多いけど、ある程度の手応えは感じられるように頑張ります。

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