みなさん婚活してますか?
私は婚活してます。フィリピンでもやってきたので、軽く現地レポートしてみたいと思います。
婚活パーティのちらし
婚活。
多分そういう言葉は英語にはないと思います。
英語に訳すとなるとどうなるんだろう? Marriage Activity とか?
でもその手の出会いの場ってのはやっぱりあるみたいです。
「こういうパーティあるみたいよ。行ってみたら?」と先生に差し出された紙。
Singles Party って書いてあります。日本語訳すると独身者パーティ。
(フィリピンから見て)外国人男性とセブ女性が集まる婚活パーティですな。
フィリピン男性がお呼びでないあたりいろいろ考えさせられなくもないですが、私は当然参加資格があります。
男性は参加費500ペソ(約1300円)で女性はタダ。
「こういうパーティって安全?結構人集まるの?」って先生に聞いてみたところ、
「ホテルでやるみたいだし安全に関しては大丈夫だと思うよ。参加者も結構集まるんじゃないかなあ」って言うので、実際に行ってみました。
主催の Cebu Singles のサイトを見てみてもパーティの予定が載っているだけで怪しいんだか怪しくないんだか良く分かりませんでしたが、会場は真っ当なシティホテルでしたしね。
パーティに向かう
「カジュアルな服装で」とチラシには書いてありますが、正直どうだろう? と思ったものの、そもそも正装なんてフィリピンに持ってきていないので、カジュアル以外の選択肢がありません。 さすがにバリバリ普段着って感じじゃなきゃいいかなと、長袖シャツ、ジーンズの組み合わせで向かいます。 フィリピンでの普段着はTシャツにハーフパンツにサンダルなので、この程度でもドレスコードはだいたいクリアできちゃうみたいなんですよね。 この手のパーティとか、クラブとかの。 客の立場の場合、フィリピンは外国人に対してお目こぼしが結構あるので、実際にはハーフパンツでもあんまり文句言われなさそうですけれど。
会場のホテルはここ。
パーティの開催日にはすでに学校を卒業していたので、マクタン島で滞在していたホテルでタクシーを呼んでもらいました。 ホテルが呼ぶタクシーはそこそこ安心で、変なところに連れて行かれてホールドアップされたり、遠回りして余計にお金払わされたり、メーター使わずに多目の金額要求される確率がだいぶ下がるようです。 土曜日の夕方頃で道路もあまり混んでおらず、30分程度で着くことができました。
パーティの参加者
女性がめっちゃ多いです。 何人くらいだろう?女性だけで200人くらいはいたんじゃないかな? アメリカと同じくパーティ文化のある国なので、女性はみんなきちんと着飾って参加しています。 それほど裕福ではない家庭でもパーティ用の衣装持ってるみたいなんですよね。
年齢層は20歳そこそこからせいぜい20代後半くらいかな?
25歳くらいまでにはほとんどの女性が結婚する国なので、独身女性の参加者の年齢層がこのくらいになるのはまあ当然ですね。
参加者のほとんどはフィリピン女性でしたが、10人くらいかな?日本人女性のグループもいました。
語学学校の生徒か、現地で働いている女性なのかな?
対して男性は…。
なんだろう。おじいちゃん…?
シルバーな方々が多いんですよ。西洋人なんですけど。
どうみても60歳超えてるよね?という方々。
女性はとても多いのに、男性はせいぜい50人くらいだったかな?
そして7割くらいはおじいちゃん。
2割くらいは30〜40代。
残り1割は20代。
つまり20代は5人くらい(笑)。
フィリピン人女性はそんなに年齢差気にしないそうですが、それにしてもこれはどうなんでしょうね。
ただしその20代のうち数名は背が高くてなかなかのイケメンでした。
フィリピン女性は基本的にシャイで自分からアプローチってあんまりできないんですが、それにも関わらず女性の方が何とか話したくて彼らの周りをうろうろ取り巻いていて、すっかり無双状態になっていました。
まあこういう場に来るくらいだからフィリピン人女性にしては自分から行動するタイプ(要するに肉食系)が多いんだとは思いますが、貧富の差を感じました。ハイ。
男性はほとんどが西洋人。 フィリピンには本国をリタイヤしてのんびり余生を過ごすアメリカ人が結構いるので、参加しているおじいちゃんは多分その手の方々でしょう。 それ以外の年代の人は良く分からないけど、多分セブで働いているんでしょうね。 私以外にも日本人がひとり、中国人っぽいのがひとりふたりいました。 セブ内の語学学校の生徒さんだったみたいです。
パーティの仕組み
受付をやるとこんな紙を渡されました。
フレンドリストってのは5枚もらいました。 会場で話した女性のうち、この人良いなと思ったらこの紙をあげることになります。 女性はフレンドリストの紙をもらったら裏面に自分のメールアドレスを記入する。 たくさんフレンドリストをもらったひとほど当たる確率の高いプレゼントキャンペーンが企画されている、という仕組み。 賞品は書いている通り Apple Watch とか。 彼女たちの月収の二ヶ月分はする製品なので、結構奮発してますね。
もうひとつの紙は、男性は青い紙、女性は赤い紙でそれぞれ動物の名前が書かれたものをもらいます。 会場内で自分と同じ動物の書かれた異性を探してね!という仕組み。 どちらも会場の男女の交流を活性化させるためのものですね。 考えてるもんです。
ただ、前者はともかく後者は女性の方が圧倒的に数が多いので、そもそも相手がいない人がほとんどだったような。。。 かなりの数の女性が相手を見つけられずに困っていたようでした。 まあ、これは話しかけるきっかけ作りのような物で、別に相手を見つける必要はないんでしょうけどね。
パーティの流れ
会場はホテルの最上階で、ちょっとしたレセプションが開けるほどの広さ。外周には椅子が並んでいます。 受付で渡された紙をネタにみんな思い思いに話しかけるというのが基本の流れ。 ほか、時々パーティゲームが行われていました。
ゲームはいくつかあったけど、ひとつは女性のみが参加するもの。 左足に風船をつけて、自分の風船を割られないように他人の風船を割り、勝ち残るゲーム。
フィリピン人はこうゆうゲームが大好きなので、キャーキャー言いながら楽しんでました。 勝ち残った最後の一人は何か賞品もらっていたようです。
もうひとつは、チーム対抗戦。男女が同数参加。 5チームくらいに分かれて、それぞれ男女交互に並んで列を作ります。 女性は自分のお尻に風船をくっつけます。
ゲームがスタートしたら、女性が前、男性が後ろのペアで前方に走り、二人で協力して風船を割ります。 風船は女性のお尻の位置につけてあり、男性が後ろから覆い被さって抱き合うようにして割る。 実際のプレイ風景はこんな感じ(笑)
フィリピン人女性はこういうの嫌いじゃないので、キャーキャー言いながら楽しんでました。
さて釣果のほどは
会場入りしてはたと気づいたんですが。
いやー、こういうパーティって無理。
向いてないんですよ。
開発者が集まるカンファレンスとか勉強会とか、スタートアップ関係の人の集まる交流会とかなら興味や関心の方向性が分かってるので話のネタにそれほど困らないんですが、こういう場って何話せばいいか分かんないんですね。 外国人だとなおさら。
あとまあ、はっきりと言われた訳じゃないんですが、会場の女性たちは西洋人目当ての人が多かったように思うんですね。
動物の紙の方は割とあっさり同じ紙の女性を見つけたんですが、明らかに乗り気じゃありませんでした(笑)
私の英語が下手とかそういうの以前に、会話を続けようと言う気があんまりなかったんですね。
その後西洋人の方に盛んに話しかけていたし。
コミュ障なりに勇気を振り絞って主に美人さんに話しかけ続けましたが、まあどの子も反応薄かったですねー
写真撮ろうよ、って誘うと気軽に OK してくれますが、目線がすぐ他の西洋人の方向いちゃってます。
日本人はフィリピンでは結構モテるんですが、西洋人の方がもっと人気があるのか、ここがそういう場なのか、とにかく芳しくなかったです。
20代の若いイケメンだけじゃなく、中年でぶっちゃけ冴えない風貌の西洋人もそこそこ人気(おじいちゃん達はさすがにそれなり)だったりしてました。
くそう。
一応報告できる程度の話と言えば、
「私の友達が貴方と写真撮りたいって言ってるんだけど、撮ってもらえます?」
って話しかけられたこと。
振り向いたら話しかけて来た女性の陰に隠れて恥ずかしそうにしてる女性がいました。どこまでシャイやねん。
快く OK して彼女の携帯で写真撮りました。彼女の腰を抱くポーズで。フィリピンだと女性の肩や腰抱くのは基本なので。
あともうひとつは、他に話しかけてきた女性とカップル成立っぽくなったこと。 正直言っちゃうとあんまり好みのタイプではなかったので、うまくリリースするつもりが失敗してずっと一緒にいる羽目になった感じでしたが。。。 彼女は普通に会話が成立したので、ああやっぱり会話って相手が乗り気じゃないと英語力とか以前に成立しないよなあ、と再確認しました。
こちらの女性、セブから結構離れた地域から友達と一緒に来ていたんですが、その友達は他の男性にお持ち帰りされちゃったのか、見当たらず。
ひとりでタクシーで帰れないことはないでしょうが、彼女たちの収入を考えるとタクシー代ってかなり割高だし、夜間に女性がひとりでタクシー乗るのって、あまり安全じゃないんですよね。
なのでここはまあ礼儀かと思って「良かったら一緒に俺のホテルまで来る?」と恭しく申し出てみました。いや、下心とかありませんよ?
まとめ
という訳で、フィリピンの婚活パーティ事情レポートでした。
Cebu Singles では [Bikini & Short Shorts Contest] とか [SPEED DATING AND LIVE BAND] とか [Meet the Hunk] とか、毎回異なるテーマで月数回この手のパーティを行っているみたいです。
フィリピン人女性とのお付き合いを考えている方は行ってみるのも面白いかもしれません。
主催は西洋系のシルバーな方が司会進行やっていて、回数こなしてるだけあって慣れてる感じでした。
私は行っていませんが、[Bikini & Short Shorts Contest] はこんな感じだったみたい。
ちなみにフィリピン人女性は日本人より背が低いですが、スタイル良い人が結構多い印象です。