フィリピン留学を考えた場合、どの学校にするか?ってのはかなり悩みどころです。
選択肢がとてもいっぱいあるので。
ありすぎるのでだいたいこの辺で絞り込みを行う人が多いと思います。
- 日本人経営か韓国人経営か
- 学校の所在地はどこか(マニラかセブかクラークかなど)
- マンツーマンが多いか
私は悩んだ末、 ファーストイングリッシュグローバルカレッジ という学校にしました。
日本人経営、セブ周辺、マンツーマンが多い(増やしたりも出来る)あたりを重視しています。
ほんとはさらにネット環境についても可能な限り調べてみたんですが、もともとフィリピンのインフラそのものが脆弱なので、どの学校も日本に比べればイマイチな環境、という程度しかなかなか分からず。。
その中でも比較的良い方なのかな?と期待して選んでもいます。
まあ実際のところやはり思った以上に回線の問題はネックになる訳ですが。。
他を知らないので比較の話は出来ませんが、他校の体験談などを読む限りは同程度かちょっとマシなのかな?という感じです。
さて、先に上げたみっつのポイントについて、ちょっと考えてみたいと思います。
日本人経営か韓国人経営か
フィリピンの語学学校は基本的に、日本人か韓国人が作っています。なので、どちらの国の人が作ったかによって大まかに二分されるんですね。
韓国人経営だと
- ご飯が基本的に韓国料理。あまりおいしくない
- スタッフに日本人がいないか、いてもごくわずか
- 生徒は韓国系が多い
という感じみたいです。あくまで私が調べた範囲では、ですが。
こちらの語学留学は基本的に全寮制で食事付きなので、学校の雰囲気に大きく影響するこの点は結構大きいんですね。
日本人ほど味にこだわらない国民性なのか、韓国料理と言ってもそれほどおいしくないので、韓国料理が好きだから平気という訳でもないらしく。和食が出る学校もあるけれど、やはり和食とはどことなく異なるようです。
日々困りごとや学校について分からないことって結構あるものの、日本人スタッフがいないと英語で聞かざるを得ず、十分な情報やサポートを得られなかったり。
外国人ばかりに囲まれると英語必須になってしまい日本語が恋しくなってしまう、などなど。
ただし英語必須の点に関しては、むしろ英語を話さざるを得ない環境に自分を追い込むため、敢えて選ぶ人も多いようです。
あとは、韓国人経営の学校の方が比較的安めなのかな?寮の充実度やカリキュラムにも依るので一概には言えませんけどね。
学校の所在地はどこか
学校がどこにあるかも結構重要です。
都市部であれば生活の利便性が高いものの、遊びにいきやすいので勉強に集中しづらいという面もあるようです。
だいたいは語学学校が固まっている地域というものがあり、マニラ、セブ、クラーク、バギオなどから選ぶことが出来ます。
一番学校が多いのがセブで、次がマニラかな?
私の場合、マニラは治安があまり良くないという話を聞いていたのと、学校の数の多さでほぼ最初からセブに決めていました。
ただし、セブの学校は青い空と海の写真をふんだんに使い、リゾート地での快適な語学留学をアピールしますが、ほとんどのセブの学校はリゾート地から離れているので、実態とは開きがあるようです。
というのも、プライベートビーチ持っているようなリゾートホテルはセブにはなく、マクタン島に集中しているから。小一時間程度で来れる距離なので、土日にちょっと足を伸ばす程度で南国の海を楽しむことは出来ますけどね。
マンツーマンが多いか
あるいはTOEICやりたいとかビジネス英語習得したいとかのカリキュラム重視ですね。
初心者はよりマンツーマンの増やした方が良いとも聞くので、この点を重要視する方も結構多いみたいです。
フィリピンの語学留学は北米などのそれと比べて安いのがウリです。
人件費がかかるのでどうしても高額になりやすいマンツーマンの時間を、比較的多く取ることが出来るという点が特に大きいです。
とはいえやはりマンツーマンをこなせる先生を多数抱えるのは大変なのか、マンツーマンの授業数の多さを売りにする学校は、比較的高額な傾向があるように思いました。
基本のカリキュラムから柔軟にカスタマイズ可能で、マンツーマンの数をさらに増やしたりできるところもあります。
一方でマンツーマン重視の場合、例えば一日6コマ以上といった条件を付けると学校の数がかなり限られるので、他の条件をいったん外して探した方が良いかもしれません。
マンツーマンの授業はグループクラスより割高になるので、かなりお財布直撃な条件でもあります。
私と同じように仕事を辞めて留学を決意する方も多く、無職状態での高額な投資に不安を感じる方も多いと思います。
どこまでこの条件を重視するか、どのあたりでバランスを取ることにするかは結局本人次第でもあります。
個々の英語のレベルもバラバラですからね。
なお、カリキュラムのカスタマイズが可能な学校の場合は、週単位で変更を効かせることが多いようでした。
とりあえず入ってみてからマンツーマンの数をより増やしてみたり、なんてのも可能だったりします。
このあたりの対応は学校によると思いますので、どんどんエージェントに問い合わせてみましょう。
私の場合
このみっつの条件については、
- 経営者は日本人
- 所在地はセブ(厳密にはマクタン島)
- マンツーマンは4クラスだけど増やせる
です。
CEOは日本人で、ブログも毎日書いてます。どのくらいの割合か良く分かりませんが結構な割合でこちらの学校にいます。現地人並みに日焼けしていて、すれ違っても気づかないレベルですw
所在地は一応セブに分類されますが、セブ島ではなくお隣の小島のマクタン島です。リゾートホテルがうようよありますが、基本的にセブシティとかなり違っていて、はっきりいって田舎です。このあたりは善し悪しですが、身の危険を感じることがあまりなく、誘惑が少ないので勉強に集中しやすいので、日本人の語学留学には悪くない環境だと思います。
セブについての主に観光的な視点での注意事項などには一通り目を通しましたが、マクタン島では当てはまらないことも多いです。
基本のカリキュラムはマンツーマン4にグループクラス4です。グループクラスも最大6名の少人数クラスなので、話す機会は結構あります。
追加費用は必要ですが、グループクラスをマンツーマンに変えたり、9限目を追加したり、土日に授業時間を追加したりも出来ます。
私はマンツーマンを増やした方が良いかな?と考えてとりあえず最初の4週だけをマンツーマン7:グループクラス1にしました。
このあたりは正直なにが自分に合っているのか自分じゃ分からないし、エージェントもある程度傾向的なことしか話せないので、結局やってみないと分からないところで、悩ましいですね。
この記事を書いている現在は一応正しい選択だったかなと思っていますが、マンツーマン6:グループクラス2でも良かったかなとも思います。
マンツーマンだとかなりの時間しゃべっているので、一日の言語量が結構なものになってくるのでほんとへとへとになるんですよ。
今までの人生で一番勉強していたのは高校3年生の夏から冬にかけてですが、それだって先生と一対一になったりなんてまずありませんからね。
大学受験を経験した方には、あれには及ばないけれどあの感覚を思い出すことにはなるよ、と言っておきます。
さいごに
学校選びはなかなか大変で、気にし始めるときりがない感じも割とあります。
他の学校を知らないので、私自身、今の学校が他の学校に比べてどういった点で優れているのか良く分からない部分もあります。
何を重要視するかはかなり人によって違うみたいなんですが、かといってある程度の条件を付けて絞らないときりがないくらい学校があるので、留学を考えている方は参考にしてみてください。
エージェント経由で申し込みが必要な学校もあれば直接申し込み可能なところあり、と多彩ですが、気になったところはどんどん問い合わせてみると良いと思います。