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フィリピン留学を五ヶ月やってみて

f:id:oakbow:20150919141712j:plain 恒例の振り返りです。
早いもので、もう5ヶ月(20週)経過してしまいました。
感覚的にはその半分くらいしか過ぎていないんですが、学校生活と社会人生活って体感スピード全然違いますね。
過去の振り返りはこちら。
フィリピン留学を一ヶ月やってみて。 - USO800
フィリピン留学を二ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を三ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を四ヶ月やってみて - USO800

この一ヶ月(4週)で変わったところ

代わり映えしません。
のっけからネガティブワードですが、いろんな意味で前回更新時からそんなに変わった気がしないです。
というのも、モチベーションダウンしちゃってるんですね。自分でもまずいとは思っているんですが。
1〜4ヶ月目にもある程度モチベーションが下がった時期はあったものの、それなりに勉強時間を維持できていました。
平日はだいたい2時間、週末は土日のどちらかで6時間くらいはやっていたかな?
ここ一ヶ月は授業時間以外の自習時間をあまり確保できていません。

学校を変えることで環境を変え、刺激を与えることでモチベーションの維持に繋げるというのは間違っていないと思うのですが、むーん。
同じマクタン島内なので学校外の環境は変わらず。フィリピン留学というものに慣れちゃってるので日々の生活にそんなに新しいものを感じることはなく。
やっぱりセブシティに移動して周辺の環境もすっかり変えるべきだったかなと思わないでもないですが、そうしたところであまり変わらなかった気もします。
「やる気が出ない」なんて甘えそのものですが、しかし長期の学校生活でモチベーションを維持するのはなかなか難しいものです。

Writing の授業を変更

とはいえ学業面で変わったところはもちろんあります。
私の総合評価は Elementary ですが、唯一 Pre-Intermediate レベルだった Writing の授業の先生を変更し、そのついでに授業内容を Listening に変更しました。
マンツーマンの授業なので、先生さえ対応可能であればこういう変更は割と柔軟にやれます。
使っている教材は TALKENGLISH.comESL Cyber Listening Lab です。
最初は前者を使っていたんですが、スピードが早すぎるので今は後者を使っています。
どちらも英語修得者向けのサイトで、比較的短くて平易なテキスト(スクリプト)と音声を提供しています。
最初に音声のみを繰り返し聞いて内容を理解し、簡単な理解力テストを行った後、実際にスクリプトを見ながら再び音声を聞く、音読する、というのが授業の流れ。
スクリプトを読む限りは非常に簡単な文章で、知らない単語や熟語が出てこないことも多いのですが、音声のみで内容を把握するのはまだまだ大変です。

Pronunciation の先生を変更

発音の授業の先生を変更しました。悪い先生ではなかったと思いますが、あまり相性が良くなくて。
今のところこの変更は成功で、曖昧だった発音をかなり修正してもらっています。
私は [ɑ] や [æ] の正しい発音のやり方をきちんと知らなかったのですが、改めて教わってだいぶ改善できたように思います。
あと、恥ずかしながら [ɪ] と [i] の発音(大文字と小文字の i )や [ʊ] と [u] の発音(大文字と小文字の u)があるのを知りませんでした。[ː] (長音記号)で延ばすかどうかだけでひとつの発音だとずっと思っていて。まあそういう誤解していてもそう変わらない気もしないではないのですが。

前の学校で3ヶ月習っているのにも関わらず、発音では改めていろいろと気づきがあります。
これは前の学校がダメだったとかそういうのではなく、ある程度厳しめに教えてもらえるようになったからかな?と思っています。
発音の授業はだいたいどの生徒も結構きつい科目に上げることが多いし、初級の生徒にあまりダメ出ししていても却って伸びないだろうし、ある程度のところで "good!" って言ってもらえるのもまた必要だったのでしょう。

シャドーイングを開始

授業外の活動として、リスニング向上のためにシャドーイングをはじめました。
シャドーイングって何?って方はこちらを読むと分かりやすいと思います。

シャドウイングとオーバーラッピングの違い、効果的な学習方法と注意点

英語の音声に半拍遅れて復唱することで、リスニングや発音の能力を高めることができるという学習方法。
ちなみにこちらの先生に shadowing って説明してもほぼ通じませんw
日本独特の学習方法らしく。その点でほんとに有効なのか、少々不安で今までやっていなかったのが正直なところです。

使用している教材は、First English で使っていた VOA の音声データです。
今のところ3週間弱、一日30分程度たまにさぼりつつやっていますが、ちょっとだけリスニング良くなったかな?くらい。
最初はまともに声を発することもできず、口の中でもごもご言っているだけでしたが、最近はちゃんと音声を聞き取った上でそれを発することができるようになってきました。
ただ、VOA の音声自体は繰り返し聞いているのでずいぶん聞き取れるようになってきていますが、それが例えばネイティブの先生相手のグループクラスで活きているかというと、ちょっとは聞き取れるようになってきているかなあ、でも気のせいかもなあというレベル。
まあそんなに急激に良くなるはずがないので、卒業までぼちぼち続けようかなと思っています。
シャドーイングを勧める記事では割と劇的に変わるようなこと、良く書いてありますけどね。。
ほんとは↑の記事に書いてあるディクテーションまでやった方が良いのですが、そこまでは手が回っていません。

Genius には簡易的なジムがあるので、トレッドミルでの30分のウォーキングをこのところ、夕食後の日課にしています。
この時に一石二鳥とばかりに、このシャドーイングをやっています。
トレッドミルで黙々歩くのも、ひたすらシャドーイングをぶつぶつやるのも割と続けるのが大変なくらい地味で退屈ですが、両方を組み合わせると良い感じで続けられています。
比較的効率が良いことが好きなので、30分間で健康維持と英語学習、同時に二つのことができるのが良いのかもしれません。

単語の勉強を開始

通常の単語の勉強は、授業で出てきた知らない単語を辞書で引き、ノートに書き留めるというごく普通のやり方をしています。
大多数のご多分に漏れず、私も書いて覚えるやり方が一番覚えやすいようなのですが、書かずに覚えるってできないかなと思い、スマホアプリに手を出してみました。 英語学習のスマホアプリはとてもたくさんあるので、どれが良いのか見当もつきませんでしたが、 zuknow というスマホアプリを使っています。
これは「TOEIC550」とか「英検3級」とかのテーマごとに問題集が用意されていて、単語の意味を4択から選んだり、例文の穴埋めを入力したりして覚えられるようになっています。
問題を解くのは一回につき5分から10分程度ととても手軽なので、ここ3週間くらい、ほぼ毎日続けられています。
覚えやすさで言えばやはりノートに書き取って辞書を引いてってやり方の方が上な気がしますが、手軽で続けやすいというメリットを選択した感じ。
そのうち他のアプリも手を出してみたいなと思っています。

留学五ヶ月で英語話せるようになった?

前月とあんまり変わらないのですが、日常会話レベルであれば不安に思うことはなくなっています。
ごくたまーーーーに異様に聞き取りにくい発音の人がいますが、現地人との意思の疎通もだいたいできています。
フィリピン人の先生であれば体感で8割くらい、現地人相手だと9割くらいかな?
現地人相手のパーセンテージが高いのはそんなに難しい会話をすることが少ないから。
フィリピン人の先生とは日本文化や国際情勢、日本やフィリピンの社会情勢の話などをしたりもします。
社会人が話す政治や経済向きの話をすることはそれなりにあるので、どうしても知らない単語が度々出てきて辞書引く必要があるものの、それなりに文法を意識して話せるようになりつつあります。
まだまだ使える表現に制限はあるのですが、フィリピン人の先生たくさん、こちらは私一人だけという言語アウェイ環境でも普通に楽しめるようになっています。
まあ、フィリピン人の先生はかなりこちらの言いたいことを察してくれるところも大きいんですけどね。

ネイティブの先生は相変わらずなかなか聞き取れない(そして新しく来た生徒は私より聞き取れている)状況ですが、自分比では少しずつ向上している印象です。
新しく始めたリスニングとシャドーイングの効果でしょうか?
at a snail's pace ですが進歩があるならそれだけでもありがたいところなので、今後も延ばしていきたいところです。
ネイティブの話を9割理解できて会話が成立するのが漠然と思い描いていた理想なのですが、今のペースだと5〜6割理解できるようになれば良い方でしょうか。
どうも私の場合、最後までリスニングが付いて回りそうですね。

さいごに

ジムでウォーキングしているのはダイエット目的が一番ですが、健康維持の目的もあります。
こちらの学校生活では基本的に座りっぱなしになってしまうので、結構運動不足になりやすいんですよね。
なのでジムを併設している語学学校は結構多いです。
体を動かすのは気持ちのリフレッシュにもいいですし。
私は開発者に多いと言われる腰痛持ちで、座りっぱなしの期間が長いと座骨神経痛が起きるようになって足が痺れてしまうので、それを解消するためにも続けています。
また、Genius に来て最初の一ヶ月半は妙にお腹を下すことが多かったんですが、時期的な慣れなのか体調が改善したのか、特にそういうこともなくなりました。

ただ、ちょっと調子に乗って早朝30分(学校外、シャドーイングなし)と夜30分(ジムのトレッドミル、シャドーイングあり)のウォーキングを一時期やってました。
そこそこに疲れるので、これまた日課になっているランチ後のお昼寝タイムで寝過ごすようになってしまい、午後一番の授業をかなりサボりまくりました。。。
さすがにいかんなってことで早朝の方は週末のみやることにして、平日はやらないようにしています。

さて、とうとうあと残りあと一ヶ月。
もしかしたら若干の延長をする可能性はありますが、他の学校に転校してさらに留学を継続はしないつもりです。
半年なんてほんとにあっという間ですが、最後までフィリピンの生活を楽しみつつがんばりたいと思います。