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フィリピンで婚活してました

f:id:oakbow:20151127024453j:plain みなさん婚活してますか?
私は婚活してます。フィリピンでもやってきたので、軽く現地レポートしてみたいと思います。

婚活パーティのちらし

婚活。
多分そういう言葉は英語にはないと思います。
英語に訳すとなるとどうなるんだろう? Marriage Activity とか?
でもその手の出会いの場ってのはやっぱりあるみたいです。

「こういうパーティあるみたいよ。行ってみたら?」と先生に差し出された紙。
Singles Party って書いてあります。日本語訳すると独身者パーティ。
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(フィリピンから見て)外国人男性とセブ女性が集まる婚活パーティですな。
フィリピン男性がお呼びでないあたりいろいろ考えさせられなくもないですが、私は当然参加資格があります。
男性は参加費500ペソ(約1300円)で女性はタダ。

「こういうパーティって安全?結構人集まるの?」って先生に聞いてみたところ、
「ホテルでやるみたいだし安全に関しては大丈夫だと思うよ。参加者も結構集まるんじゃないかなあ」って言うので、実際に行ってみました。 主催の Cebu Singles のサイトを見てみてもパーティの予定が載っているだけで怪しいんだか怪しくないんだか良く分かりませんでしたが、会場は真っ当なシティホテルでしたしね。

パーティに向かう

「カジュアルな服装で」とチラシには書いてありますが、正直どうだろう? と思ったものの、そもそも正装なんてフィリピンに持ってきていないので、カジュアル以外の選択肢がありません。 さすがにバリバリ普段着って感じじゃなきゃいいかなと、長袖シャツ、ジーンズの組み合わせで向かいます。 フィリピンでの普段着はTシャツにハーフパンツにサンダルなので、この程度でもドレスコードはだいたいクリアできちゃうみたいなんですよね。 この手のパーティとか、クラブとかの。 客の立場の場合、フィリピンは外国人に対してお目こぼしが結構あるので、実際にはハーフパンツでもあんまり文句言われなさそうですけれど。

会場のホテルはここ。

パーティの開催日にはすでに学校を卒業していたので、マクタン島で滞在していたホテルでタクシーを呼んでもらいました。 ホテルが呼ぶタクシーはそこそこ安心で、変なところに連れて行かれてホールドアップされたり、遠回りして余計にお金払わされたり、メーター使わずに多目の金額要求される確率がだいぶ下がるようです。 土曜日の夕方頃で道路もあまり混んでおらず、30分程度で着くことができました。

パーティの参加者

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女性がめっちゃ多いです。 何人くらいだろう?女性だけで200人くらいはいたんじゃないかな? アメリカと同じくパーティ文化のある国なので、女性はみんなきちんと着飾って参加しています。 それほど裕福ではない家庭でもパーティ用の衣装持ってるみたいなんですよね。

年齢層は20歳そこそこからせいぜい20代後半くらいかな? 25歳くらいまでにはほとんどの女性が結婚する国なので、独身女性の参加者の年齢層がこのくらいになるのはまあ当然ですね。 参加者のほとんどはフィリピン女性でしたが、10人くらいかな?日本人女性のグループもいました。 語学学校の生徒か、現地で働いている女性なのかな?
 

対して男性は…。 なんだろう。おじいちゃん…?
シルバーな方々が多いんですよ。西洋人なんですけど。 どうみても60歳超えてるよね?という方々。

女性はとても多いのに、男性はせいぜい50人くらいだったかな? そして7割くらいはおじいちゃん。 2割くらいは30〜40代。 残り1割は20代。
つまり20代は5人くらい(笑)。
フィリピン人女性はそんなに年齢差気にしないそうですが、それにしてもこれはどうなんでしょうね。

ただしその20代のうち数名は背が高くてなかなかのイケメンでした。 フィリピン女性は基本的にシャイで自分からアプローチってあんまりできないんですが、それにも関わらず女性の方が何とか話したくて彼らの周りをうろうろ取り巻いていて、すっかり無双状態になっていました。 まあこういう場に来るくらいだからフィリピン人女性にしては自分から行動するタイプ(要するに肉食系)が多いんだとは思いますが、貧富の差を感じました。ハイ。
 

男性はほとんどが西洋人。 フィリピンには本国をリタイヤしてのんびり余生を過ごすアメリカ人が結構いるので、参加しているおじいちゃんは多分その手の方々でしょう。 それ以外の年代の人は良く分からないけど、多分セブで働いているんでしょうね。 私以外にも日本人がひとり、中国人っぽいのがひとりふたりいました。 セブ内の語学学校の生徒さんだったみたいです。

パーティの仕組み

受付をやるとこんな紙を渡されました。 f:id:oakbow:20151127020657j:plain

フレンドリストってのは5枚もらいました。 会場で話した女性のうち、この人良いなと思ったらこの紙をあげることになります。 女性はフレンドリストの紙をもらったら裏面に自分のメールアドレスを記入する。 たくさんフレンドリストをもらったひとほど当たる確率の高いプレゼントキャンペーンが企画されている、という仕組み。 賞品は書いている通り Apple Watch とか。 彼女たちの月収の二ヶ月分はする製品なので、結構奮発してますね。

もうひとつの紙は、男性は青い紙、女性は赤い紙でそれぞれ動物の名前が書かれたものをもらいます。 会場内で自分と同じ動物の書かれた異性を探してね!という仕組み。 どちらも会場の男女の交流を活性化させるためのものですね。 考えてるもんです。

ただ、前者はともかく後者は女性の方が圧倒的に数が多いので、そもそも相手がいない人がほとんどだったような。。。 かなりの数の女性が相手を見つけられずに困っていたようでした。 まあ、これは話しかけるきっかけ作りのような物で、別に相手を見つける必要はないんでしょうけどね。

パーティの流れ

会場はホテルの最上階で、ちょっとしたレセプションが開けるほどの広さ。外周には椅子が並んでいます。 受付で渡された紙をネタにみんな思い思いに話しかけるというのが基本の流れ。 ほか、時々パーティゲームが行われていました。

ゲームはいくつかあったけど、ひとつは女性のみが参加するもの。 左足に風船をつけて、自分の風船を割られないように他人の風船を割り、勝ち残るゲーム。

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フィリピン人はこうゆうゲームが大好きなので、キャーキャー言いながら楽しんでました。 勝ち残った最後の一人は何か賞品もらっていたようです。  

もうひとつは、チーム対抗戦。男女が同数参加。 5チームくらいに分かれて、それぞれ男女交互に並んで列を作ります。 女性は自分のお尻に風船をくっつけます。

ゲームがスタートしたら、女性が前、男性が後ろのペアで前方に走り、二人で協力して風船を割ります。 風船は女性のお尻の位置につけてあり、男性が後ろから覆い被さって抱き合うようにして割る。 実際のプレイ風景はこんな感じ(笑)

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フィリピン人女性はこういうの嫌いじゃないので、キャーキャー言いながら楽しんでました。

さて釣果のほどは

会場入りしてはたと気づいたんですが。
いやー、こういうパーティって無理。 向いてないんですよ。

開発者が集まるカンファレンスとか勉強会とか、スタートアップ関係の人の集まる交流会とかなら興味や関心の方向性が分かってるので話のネタにそれほど困らないんですが、こういう場って何話せばいいか分かんないんですね。 外国人だとなおさら。

あとまあ、はっきりと言われた訳じゃないんですが、会場の女性たちは西洋人目当ての人が多かったように思うんですね。 動物の紙の方は割とあっさり同じ紙の女性を見つけたんですが、明らかに乗り気じゃありませんでした(笑)
私の英語が下手とかそういうの以前に、会話を続けようと言う気があんまりなかったんですね。 その後西洋人の方に盛んに話しかけていたし。

コミュ障なりに勇気を振り絞って主に美人さんに話しかけ続けましたが、まあどの子も反応薄かったですねー
写真撮ろうよ、って誘うと気軽に OK してくれますが、目線がすぐ他の西洋人の方向いちゃってます。 日本人はフィリピンでは結構モテるんですが、西洋人の方がもっと人気があるのか、ここがそういう場なのか、とにかく芳しくなかったです。 20代の若いイケメンだけじゃなく、中年でぶっちゃけ冴えない風貌の西洋人もそこそこ人気(おじいちゃん達はさすがにそれなり)だったりしてました。 くそう。
 

一応報告できる程度の話と言えば、 「私の友達が貴方と写真撮りたいって言ってるんだけど、撮ってもらえます?」 って話しかけられたこと。
振り向いたら話しかけて来た女性の陰に隠れて恥ずかしそうにしてる女性がいました。どこまでシャイやねん。
快く OK して彼女の携帯で写真撮りました。彼女の腰を抱くポーズで。フィリピンだと女性の肩や腰抱くのは基本なので。

あともうひとつは、他に話しかけてきた女性とカップル成立っぽくなったこと。 正直言っちゃうとあんまり好みのタイプではなかったので、うまくリリースするつもりが失敗してずっと一緒にいる羽目になった感じでしたが。。。 彼女は普通に会話が成立したので、ああやっぱり会話って相手が乗り気じゃないと英語力とか以前に成立しないよなあ、と再確認しました。

こちらの女性、セブから結構離れた地域から友達と一緒に来ていたんですが、その友達は他の男性にお持ち帰りされちゃったのか、見当たらず。 ひとりでタクシーで帰れないことはないでしょうが、彼女たちの収入を考えるとタクシー代ってかなり割高だし、夜間に女性がひとりでタクシー乗るのって、あまり安全じゃないんですよね。
なのでここはまあ礼儀かと思って「良かったら一緒に俺のホテルまで来る?」と恭しく申し出てみました。いや、下心とかありませんよ?

まとめ

という訳で、フィリピンの婚活パーティ事情レポートでした。
Cebu Singles では [Bikini & Short Shorts Contest] とか [SPEED DATING AND LIVE BAND] とか [Meet the Hunk] とか、毎回異なるテーマで月数回この手のパーティを行っているみたいです。 フィリピン人女性とのお付き合いを考えている方は行ってみるのも面白いかもしれません。 主催は西洋系のシルバーな方が司会進行やっていて、回数こなしてるだけあって慣れてる感じでした。

私は行っていませんが、[Bikini & Short Shorts Contest] はこんな感じだったみたい。

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ちなみにフィリピン人女性は日本人より背が低いですが、スタイル良い人が結構多い印象です。

半年のフィリピン留学で英語話せるようになった?

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フィリピン留学中は一ヶ月ごとの進捗というか勉強の進み具合を記事にしていました。 ここでは、半年間(24週)の留学期間で結局どう変わったかを振り返ってみたいと思います。

過去の振り返り記事はこちら。

フィリピン留学を一ヶ月やってみて。 - USO800
フィリピン留学を二ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を三ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を四ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を五ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を六ヶ月やってみて - USO800

半年のフィリピン留学で英語話せるようになった?

タイトルにもありますが、結局一番はそこですよね。
話せるようになった、と思います。
 

留学中は成長をなかなか実感できなかったこともあり、ちょっとストイックにものを考えすぎていた気がします。 やればやるほど上級者への道のりが考えていたより遥かに長く険しいことが分かった、というのも大きいですね。

なので↑にあげた過去の振り返りでは、あんまり変わってない…って考えていたものがほとんどです。 もちろん上を見ればきりがないし、現状の英語力に満足している訳ではないのですが、一般的な意味で「英語話せる」状態にはなっていると思います。

フィリピンに着いてすぐ、一校目のオリエンテーションでいきなり英語のスピーチをやってしどろもどろだったことを考えると、半年間で飛躍的に話せるようになっているのは間違いないです。 思い返せば 一ヶ月目の振り返り の頃はまだまだ留学の効果が表面的にはあまり表れていなくて、不安に感じながらもただただ授業に必死に着いていってたんですよね。

一日終われば脳みそがどっと疲れている状態で、でも知らない単語いっぱいあるので復習もがんばっていて。 今は内容にもよるけれど、一コマの授業程度の会話では当時ほど疲れたりしないし、辞書引く必要のある単語もそんなにたくさんありません。 一ヶ月目当時の自分にはほんとにできるのかな?と思えていたことができるようになっているなあ、というのは実感として大いにあります。

 

日本に帰って来てからは英語力維持のため、去年やっていた DMM英会話 を再開したり、各種の英語勉強会に参加したりしています。 スカイプの、マイクを通した音声は肉声とはまた違ってちょっと聞き取りにくいのですが、フィリピン人教師であれば 8〜9割程度聞き取れる感じ。

フィリピン人以外、例えばセルビア人などだとたまにスピードの速い先生がいて聞き取りづらかったりしますが、7割は聞き取れる感じかな? このくらい聞き取れると、フィリピン人相手であればほとんど聞き返すことはなく、セルビア人であってもたまに聞き返す程度で会話が成立します。

また、留学前にはまともに話せなかった外国人と、留学後は普通に談笑できるようになっていたり、街中で道に迷っている外国人に話しかけたりしてみたり。 留学前は考えもつかなかったことができるようになっていて、当時の自分が私を見たら「英語話せる人」認定しただろうな、という程度には話せています。

 

ただ、試験などを受けている訳ではないのでどのくらい変わったかを定量的に計ることは今はできません。 TOEIC は一度受けるつもり。想定では 650点くらいじゃないかな?と思います。 英検も受けようと思っているけど、多分2級くらいじゃないかな。 申し込むのをすっかり忘れていたので、受験できるのは早くても来年、2016年1月になりそうです。

この辺りのレベルはせいぜいやっと中級になったと言える程度なので、スコア的にはそれほど大したことはないのですが、おそらくほとんどの同スコア帯の人よりかなり英語を話せるだろうとは思います。

 

英語力の維持と向上

一方でやはり日本語で生活をしているので、英語力が日々低下している気がしています。

今になって改めて実感するのですが、頭の中で話すことを考えて、それを口に出して発言するっていうサイクル。 日本語だとこのサイクルをほとんど意識することなく、頭の中で考えたことを即座に発言できると思います。

半ば無意識なので、慎重になっているとき以外、頭の中で発言を組み立てている意識さえほとんどない。 本来であれば思考と発言の二動作のはずだけど、一動作で完結するイメージですね。 多分思考段階では日本語とは異なる、中間言語的なぼんやりゆるふわなイメージ言語でものを考えているので、そういう感触になるんだと思います。

 

英語だとそういうわけにはいきません。 留学初期の頃は日本語で考え、英語に翻訳し、発言を組み立て、発言する、というステップが必要でした。 だいたい四つの動作でやっと話してるイメージ。

時間を経るごとに英語に翻訳するスピードが非常に速くなってきて、だんだん日本語で考える状態が希薄になっていき、英語で会話している時にはいったい何語で考えているのか自分でも分からない状態になっていき、発言の組み立てもあまり意識する必要がなくなって来ていました。

要するにスポーツなどでの反復練習と同じく、慣れてくるとそれほど意識せずに素早くスムーズに特定の動作を行えるようになるのと同じですね。 日本語で話す時の一動作にはさすがに及ばないけど、二動作くらいで会話できているようなイメージ。

 

で、これがだいぶできなくなってきていると感じます。 思考から発言まで、日本語には及ばないものの割とダイレクトに口に出せていたものが、ちょっと考えないと出てこない感じ。

しばらく使っていない物や人の名前が出てこなくなる人って結構いると思いますが(私がそうです)、その感覚に近い。 これはもう避けようがないことだと思うので、日々英語学習を続けるしかないですね。

 

留学してみて分かったこと

漠然と「英語話せる」という状態になったら英語マスターで、多少の維持の努力は必要だけど、ネイティブとだって誰とだってペラペラだってイメージでした。 で、TOEIC 満点の 990点取れる人や、外資系企業や英語圏で働いている人はそのくらいなのだと。

でも実際にはそんなことないんですね。 英語の勉強は年単位で必要で、そう簡単に話せるようになることはなく、話せるようになってもそれは相手が合わせてくれる結果で、ネイティブの自然なスピードについていけるようになるのは至難の業だ、ということ。

TOIEC はそもそもインプットである Reading と Listening の評価しかしないテストで、スコアが高くても話せない人はいくらでもいる、ということ。 外資系企業のように英語環境で働いている人でも、英語の通じる相手と通じない相手、聞き取れる相手と聞き取れない相手が仕事相手にいたりする、ということ。

ハリウッド映画を字幕なしで楽しめるようになるためには、かなり高い英語能力が必要になる、ということ(TOEIC990点くらいでは無理らしい)。

三ヶ月なり六ヶ月なり語学留学すれば一丁上がり、英語話せるようになって誰が相手でも大丈夫、という状態をある程度期待してた訳です。 でもそんなに甘くはないんですね。

考えてみれば日本語をしゃべるにしても、小学生の6年間、中学生の3年間、高校生の3年間と学校教育に絞っても12年間日本語を使用していて、その年齢に見合った表現ができるようになっている訳で。 ある程度効率よく学習して短縮できるにしても、長期間使うことで習得した日本語と同等の英語能力を、半年程度でマスターできるはずがないんですよね。

自分の今の日本語能力を習得するのに、半年程度で達成可能かと考えてみれば分かりやすいです。 考えてみれば当たり前なんですが、本格的な英語学習はこの留学経験がはじめてなので、やってみてはじめて分かったことでした。

 

あともうひとつは、英文法の大事さ。 英語の能力は4技能から構成されると言われていますが、Reading、Listening、Speaking、Writing のどの技能にも英文法が密接に関与していることですね。

Listening にはあまり関係しないような気がしますが、実際に英文法力があると、会話の中で相手の言葉を完全に聞き取れなくても類推できるようになるんですね。 よくよく考えてみると日本語の会話でも、相手の発言内容を実際に紙に書き取れるほど完全に聞き取れていないことも多いです。 それでも会話に支障がないのは、日常的に相手の言葉を類推しながら意味を理解しているからなんですね。

 

実際留学生活を振り返ってみると気づくんですが、ちゃんと聞き取れているわけではないのに、以前より相手の言っている内容が理解できるようになっているんですね。 ディクテーション、英語音声を聞き取ってからの穴埋め問題なんかは文法力が上がると正答率がかなり上がるようになります。

聞き取れなくても、前後の文章からどんな単語が入るか類推できるから。 最初は本来の聞き取り能力が上がってる訳じゃないし意味がないんじゃないかな、とか思ってたんですが、そんなことないんです。

英語の場合はリエゾンやリンキングと呼ばれる、連続した単語が繋がってひとつに聞こえる発声があったり、短縮表現があったり、日本人には区別の難しい発音があったり、日本語ほどじゃないけど同音異義語もあります。 これらも英文法が分かっていると実際のリスニング能力そのままでも、聞き取れた他の単語の組み合わせから類推できるようになるんですね。

 

例えば I'd like to... という表現。 話し手によるものの、 I would → I'd の短縮変化は結構聞き取りにくく、I like to... に聞こえやすいです。 でも would like to〜 をいう表現を知っていれば、ああそう言ったのだなと類推することができます。

また、私は What's (= What is)... という表現を聞き取れないことが割とあります。 これだって後に続く単語が分かれば、be 動詞が必要なので What じゃなくて What's って言ったんだなとすぐに分かります。

 

英語ではイントネーションやリズムがとても重要なんですが、これも英文法と関係があります。 日本語と違い、英語は文章の中で特に強調すべき品詞(固有名詞や動詞)を特に大きい声で、それ以外は小さい声で、抑揚(イントネーション)をつけて発声する言語です。

なのでそもそも、初心者の場合主だった名詞や動詞しか聞き取れないことが多いのは割と当たり前なんですね。 強調されない、それ以外のそれほど重要ではない単語は、短縮表現になったりリエゾンで別の単語みたいになったり事実上消失したりします。

それで意思の疎通に影響がないのは、その程度の表現で十分類推できる程度の英文法能力を相手に期待しているからなんですね。おそらく。

 

目下の課題

「英語話せる」ようになったとはいえ、まだまだ発展途上なので、もっと英語力を上げていく必要があります。 引き続き一番のウィークポイントはリスニングなので、そこを重点的に。

ただしスピーキング能力は一番衰えやすそうなので、こちらも抜かりなく。

 

しかしおそらく一番の敵はモチベーションで、継続して英語学習していくことが一番難しいです。 効率よかろうが悪かろうが年単位で英語の勉強していれば、誰でも結構な英語力を身につけられるはずなんですが、それができないのはみんな挫折しちゃうからなんですよね。

はてぶで英語学習に関する良さげな記事にブックマークいくらやっても、英語力なんて上がらないんです。 継続と実践こそ大事。

って訳で現在は主に以下を使って英語学習を続けています。

 

  • DMM英会話
    • 大手スカイプ英会話サービス。フィリピン教師が多いですが、東欧や中米などの先生も結構います。
    • なかなか毎日というわけにはいかないのですが、がんばって続けています。
  • iKnow!
    • スマホの英単語学習アプリ。有料ですが、DMM に買収されたお陰で DMM英会話利用者は無料で使えます。
  • zuknow
    • スマホの英単語学習アプリ。基本無料で使えます。iKnow! 使うようになってあまり使わなくなってきました。
  • hulu
    • ネット映画サービス。洋画でリスニングを鍛える目的です。無料期間で終了するつもりがうっかり有料期間に。
  • Netflix
    • huluと同じネット映画サービス。hulu は継続せず、こちらのみで続けるつもり。

 

ほんとは留学期間のように、ノートに知らない英単語書き留めて辞書で調べてってサイクルをやった方が学習効率が良いのですが、留学期間が終わり、日本に戻って普通の生活に戻ってしまうとそれを続けるのがなかなか難しいのですね。 もちろんできる人もいると思うのですけれど。

私自身はそれほどストイックに頑張れる方ではないので、負担の少ない学習方法で継続させていこう、と考えています。
 

学生生活では今ではできなくなった一日10時間を超える勉強ができていた訳で、そういう環境を与えられるって意味でもやはり留学って得難いものだったなと思います。

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フィリピン留学を六ヶ月やってみて

f:id:oakbow:20151011235921j:plain 恒例の振り返りです。
早いもので、とうとう6ヶ月(24週)経過してしまいました。
過去の振り返りはこちら。
フィリピン留学を一ヶ月やってみて。 - USO800
フィリピン留学を二ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を三ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を四ヶ月やってみて - USO800
フィリピン留学を五ヶ月やってみて - USO800

この一ヶ月(4週)で変わったところ

正直4週で習得した内容が劇的に変わったりはしないんですが、モチベーションはある程度復活しました。
それでも最初の3ヶ月に比べると雲泥の差なんですが、まあ、身の入らない勉強を無理にしても...と。
多少なり机に向かって復習できるだけよしとしていました。
授業はだいたいちゃんと受けてましたけどね。

一方でカリキュラム(時間割)を変えました。というか変わりました。
6時間あるマンツーマンクラスのうちあろうことか2クラスの先生が突然クビになってしまい、他の先生に交代。
Reading と Vocabulary の授業だったんですけどね。
比較的最近雇われたばかりの先生でしたが、突然解雇を言い渡されたらしく、正直驚きました。
たまたま夕方に買い物に出かけたところでばったり会って、「実は今日で最後になった」って聞いて。
お別れを言えただけ良かったかもしれません。

Pronunciation の授業を追加

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前回の振り返りにも書きましたが、Pronunciation の先生を5ヶ月目の時点で変更していたので、それに併せてテキストも変わっていました。
このテキストがとても良くできていて、改めて発音のやり方をやや厳しめかつ丁寧に指摘してもらうようになって、自分でも良くなっているのを実感しました。
まあ、自分で感じる発音って結構怪しくはあるのですが。

授業内容には満足していたものの、進捗がイマイチ。
どう見ても終わらないので、発音の授業を追加することにしました。
「このペースだと卒業するまでにこのテキスト終わる気がしないんだけど、間に合う?」と聞いても「大丈夫大丈夫♪」と割とお気楽に答えるだけで。
不安に駆られながらもおとなしく続けていたんですが。
ことペース配分とか、期間を見越して何かを終わらせられるか見積もるって能力がフィリピン人には大きく欠けている気がします…。
実は、どうしても間に合わないようなら二週間ほど期間を延長しようかとか、若干ハラハラしながら考えていたんですが。

同じ先生を二コマ受けたりできるのかな?ダメだとしたら今受けてるどの授業の先生を発音の授業に変えてもらうといいかな?とあれこれ相談していたところで、ちょうど↑に書いたように二人の先生がクビで交代に。
たまたまだと思いますが、そのうちの一人は発音の授業が得意な先生が割り当てられていました。
なのでそっちを発音に変えてもらい、無事二コマに。
元の発音の先生には、私が発音の授業増やしたいと伝えたから彼女になったのかと思った、と言われました。
そのくらい教え方がうまいと他の先生にも認められる存在のようです。

その評価は確かに当たっていて、わずか4週だけ受けた先生でしたが、一番影響を受けたかもしれません。
元の先生は母音、こちらの新しい先生は子音の発音を分担して担当してもらいましたが、駆け足ながら4週でみっちり一通りの発音を教えてくれました。
「ちょっと期間が短いけどなんとかする」と、予定していた授業内容をしっかり終わらせてくれましたし。
とにかく厳しくてちゃんとできるまで繰り返し発音させられます。
Tongue Twister という早口言葉のような、LならL、RならRの発音を含む単語ばかりやたら含んだ文章を読み上げる発音の訓練があるんですが、とにかくこれをさんざんやらされます。
最初はなかなかスムーズに言えないし、もっと速くと急かされるし、たった50分でもへとへとになっちゃうんですが、お陰で随分発音するのが楽になった気がします。
まだまだ向上の余地はありますけどね。

実はこの新しい方の発音の先生、家庭の事情で最終週はすべて午後半休になってしまい、午後一の授業だった私はすべて代理の先生になってしまいました。
午後半休は仕方ありませんが、ぎりぎりなんとか子音の発音を一通り教えてもらえるはずが、当てが外れて困ったことに。
彼女の授業は彼女自身が組み立ててやっていて、テキストに沿ってやっている訳でもないので、代わりの先生で…というのは難しく。
一連の発音の授業なので、教え方が違う先生に、最終週の一週間だけ習っても効果は知れています。
どうしても譲れない部分だったので、学校のスタッフに頼んで時間割を変更してもらいました。
結果、先生や科目はそのまま順番だけを組み替えて、彼女の授業が午前中になるように変更してもらいました。
数日つぶれてしまったものの、おかげで何とか子音すべての授業を受けることができました。
正直駆け足で教えてもらった感があるので、もう一ヶ月くらいじっくり教わりたかった気もしますが、まあ期間が短かったので集中できたのもあるかもしれません。

さいごに

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とうとう六ヶ月経ってしまいました。。。
前回、ファーストイングリッシュの卒業時にはすでに Genius に入学することを決めていたし、その間に一週間のバカンスも挟んでいたので、慣れ親しんだ学校やクラスメートと分かれる寂寞感はあったものの、そこまで強いものではありませんでした。

しかし今度は、六ヶ月間の学校生活とフィリピン生活両方とのお別れです。
学校生活も慣れてしまうとそれが当たり前になってしまい、ダルくてちょくちょく授業サボったりあんまり真剣に聞いてなかったりってのもありましたが、卒業しちゃうと受けたくても授業受けられないんですよね。当然ですが。
楽しい授業も退屈な授業も苦しい授業もありましたが、今となってはどれも良い思い出です。
ほんとにあっという間で、ほんとに半年も経ったの?と半信半疑になってしまう感じ。
そこには多分、モラトリアムをもっと享受したい甘えの感情と、楽しい時間をもっと過ごしたい寂しさがあるんでしょうね。

しかし学生生活はもう終わり。今度は得たものを仕事に活かしていくことになります。
現在の英語力に満足している訳ではないので、英語の勉強そのものはまだまだ続けていくことになりそうです。

ファーストイングリッシュにはプレテストとポストテストがあり、割と具体的にどのくらい英語力が伸びたか分かるようになっているんですが、Genius にはポストテストがありません。
その代わり、各授業の先生が寸評のようなものを書いてくれ、総合評価でのレベルの変化を教えてくれます。
私は Elementary(4段階のうち下から2番目) から Intermediate(4段階のうち下から3番目)になっていました。
ほんとかな〜〜という気がしないでもないですが、しかし気がついてみると、レストランの電話予約をやったり、特にスクリプトを用意しないで数分レベルの簡単なスピーチができるようになっているので、そのくらいの伸びはあったと考えていいのかも。
過去の Intermediate の生徒はずっと優秀だったので、まだまだ満足している訳にはいきませんけどね。

留学六ヶ月を経た最終的、全体的な総括はまた別に起こしたいと思います。

Thank you.

RUFFA, BELLA, LEVI, SARAH, JONI, ROTCHELLE, IVY, JARIZ, LEE, THERESE, MARLY, ELLYN, BECKY.

And other teachers, staff and students.

I'm really appreciate you. You gave me a lot of good memories and improved my english!

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フィリピンでのモバイルインターネット

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シンガポールでのモバイルインターネット のフィリピン版です。
1日〜30日間定額でモバイルインターネットを利用できるようになります。
シンガポールの時に比べて、フィリピンでの定額モバイルインターネットを手に入れるのはすごく苦労しました。
そのうえ、いまいち自信のないところが多いので間違いなどあるやもです。
他にもっといいやり方もあるかもしれませんが、とりあえず私が分かっている範囲でまとめます。

SIM フリー端末を用意する

こちら とおなじ。
Docomo の携帯端末を SIM フリー化する手順も当然まったくおなじです。

SIM を買う

フィリピン最大手のキャリアである SMART の JUMP IN という SIM を手に入れてください。

Enjoy student-friendly call, text and data offers with the Smart Jump In SIM

STUDENT SIM などと書いてありますが、学生じゃないと購入できない訳ではないようです(正直良く分かりません)。
シンガポールと違い、フィリピンで手に入る SIM はユニバーサル SIM などという気の利いたものではないので、ご自分の携帯に合ったタイプの SIM を購入する必要があります。
たいていは nanoSIM か microSIM のどちらかでしょう。
お店によっては microSIM しか置いていないことも多いです。
「50ペソ出せば SIM カッターで nanoSIM に加工するよ」などと言ってくる場合もあるので、素直にお願いしましょう。
iPhoneiPad の場合は SIM スロットを開けるために針金が必要なので、持っていないなら購入店で借りましょう。
お店によっては後述する LOAD カードの設定も含めてすべてやってくれるので、その場合はスマホの言語設定を英語に切り替えて、すべて委ねてしまうと話が早いです。

JUMP IN は上記サイトに記載されている通り、三タイプ存在します。

  P15 P25 P50
期間 1 日間 2 日間 5 日間
容量制限 10MB まで 20MBまで 50MBまで
市内通話 30 分まで 60 分まで 150 分まで
SMS 無制限 無制限 無制限
価格 P15(38 円) P25( 64円) P50( 128円)

激安ですね。
気になるモバイルインターネットの容量制限は一日あたり 10MB に設定されていて、余剰分は翌日以降に繰り越しされるようです。あまることはない気はしますが。。。
容量制限に引っかかった時にどういった挙動になるのかは不明。日本で導入されている容量制限のように125kbpsなどの低速モードになるのか、はたまた通信そのものがまったくできなくなるのか。
ちなみに私が実際に使ったのは(おそらく)P25のタイプ。
SIM を設定して使えるようにすると SMART から SMS が飛んでくるんですが、そこにはこんな風に書いてあるんですよね。

1/3 Thank you for choosing SMART prepaid! You can now enjoy FREE 2 DAYS
 of Unlimited All Network Texting and FREE 7 DAYS of internet (30MB per Day)

モバイルインターネットは7日間、一日当たり 30MB まで使い放題って書いてあります。
たった4ヶ月前のプレスリリースと食い違うけど、こっちの方があってそうだなあ。
まあ、細かいことは気にしないってことで。この国ではある程度そういうメンタリティが必要です。

なお、フィリピンでは(多分他の国もかな)SMS のことをよく TEXT とか TEX とか表現します。
多分英語圏全般でそういう表現をするのかな?
プレスリリースでの表現でもそうなってますね。
口頭では TEX(テックス)ってよく言います。
現地人に「SMS」 と言っても多分通じますが、彼らが SMS と表現することはほとんどないようです。

SIM を設定する

買ったお店でやってもらうのは一番確実ですが、特に難しくはありません。
以下のメッセージを SMS で 5867 へ送信します。
iPhoneandroid の SMS アプリは標準で入っている「メッセージ」です。
宛先に↑の番号を入力します。

JUMP25

後ろの数字は購入した SIM のタイプで読み替えてください。
P15 なら JUMP15、P50 なら JUMP50 ですね。

ちょっと待たされるかもしれませんが、しばらくすると SMART から下記のような返信が SMS で届きます。
時期によってメッセージの中身は若干異なるかもしれません。

1/3 Thank you for choosing SMART prepaid! You can now enjoy FREE 2 DAYS
 of Unlimited All Network Texting and FREE 7 DAYS of internet (30MB per Day)
2/3 Welcome to the SmartLife! With your FREE 30MB,you can now post your
 #OOTD, share your recent adventures or #foodtrip on INSTAGRAM all day. 
#SmartLife
3/3 Want FREE Music Streaming for 60 days? Text TRIAL to 9999. Want more 
promos? Dial *121# now! This is a free msg.

届いたら SIM の設定そのものは完了です。
上記のSMSでは、一日 30MB を上限に 7 日間ネット接続が可能になったと通知してくれています。
スマホを日常的に利用する日本人の利用状況を考えた場合、多分この容量では不足するだろうな、と思います。
ガードマンがいるレベルの飲食店などであればたいてい Wifi が利用できるので、あとはそちらで乗り切るのもひとつの手。
容量制限を撤廃したい場合や、もっと長期間使いたい場合は次の手順で LOAD カードを利用します。

LOAD カードを設定する

続いて LOAD カードを購入し、インターネット繋ぎ放題の日数を追加します。
追加できる日数は以下。

LOAD  日数 
LTE 50 1 日間
LTE 299 7 日間
LTE 995 30 日間

この数字の分だけの額面の 追加課金が必要になります。
私の場合は長期滞在なので、30日間繋ぎ放題を利用します。
995 ペソの課金が必要なので、下記のような 500 ペソの LOAD カードを二枚買ってきます。

f:id:oakbow:20150930212346j:plain

LOAD カードを買ってきたら、裏面上部のスクラッチ部分をコインで削って PIN を露出させます。
この PIN を SMS で送信すると課金処理を行うことができます。
やり方は、1510 に対して以下の SMS を送信するというもの。

RELOAD (PIN)

RELOAD の後ろにはスペースが必要。LOAD カード裏面の PIN はスペースなど入れずに続けて入力します。
送信したら割とすぐに、LOAD 完了メッセージが返ってくると思います。

You've loaded PHP500.00. New balance: PHP1197.00. Pls consume
 before 20151230. Ref:030366597211

loaded の後の額面は今回課金した金額。 New Balance の後の額面は、今 SIM に課金されている総額です。
十分に余裕はありますが、一応課金にも有効期限があり、2015/12/30までに使いきれって言われてます。3ヶ月以内ですね。

これで課金完了。
でもまだ設定は終わりじゃありませんよ。

インターネット繋ぎ放題の設定を行う。

課金が終わったので、次に30日繋ぎ放題の設定を行います。

やり方は 2200 に対して↑の表の内容を SMS で送信すれば良いです。
私の場合は30 日なので、以下の内容を送信しています。

LTE 995

設定が完了すると SMART から LTE Unlisurf の設定を完了したよ的な SMS が返ってきますが、これには結構時間がかかります。

1/2 You have successfully registered to LTE 995. This is valid
 for 30 days. To check ur balance & expiration, send BAL to 2200.
2/2 You can now enjoy the LTE experience on your LTE capable
 device p LTE areas. Visit http://www.smart.com.ph/lte for the
 list of LTE-covered areas. RC:0000

早い時は割と早いんですが、かかる時は10分ほど。
しびれを切らして何度も送信すると、不正なメッセージというエラーメッセージが返ってくる上、ペナルティとして 1 ペソ課金されてしまうのでここはじっと我慢しましょう。
なお取り消しは効かないので、30 日使いたいのにうっかり LTE 299 とか試しに打ってしまうと、7日間インターネット使い放題になり、課金を消費してしまいます。

以上で設定完了ですが、SMART から設定完了の SMS が届いたあとに再起動を行う必要があります。
機種によっては不要かもしれませんが、私の場合はいつまで経ってもネットに繋がらない状態が続きました。
アンテナちゃんと立っているのにLTEやH+、3G表示などにならず、インターネットに接続できなかったんですよね。

しかし pls とか ur とかネットスラング的な表現が公式の SMS にちょくちょく使われているのはどうなんですかね。。
それぞれ pleaseyour を意味します。洋物ネトゲとかやってるとよくお目にかかります。
u r = your are とかね。 まあとにかく、これで設定は完了です。お疲れさまでした。

LOAD カードとは?

LOAD カードって概念は日本にはないので何ぞ?って感じの方が多いと思います。
海外では SIM フリーだけではなくプリペイド、つまり前払いでの利用も当たり前になっています。
↑で購入している SIM はプリペイド SIM 。
こういったプリペイド SIM には電話番号が割り振られていて、電話や SMS、インターネットを利用できるようになっていますが、当然使える期間や量には制限があります。SIM の額面に見合った上限が設定されている訳ですね。
でも、当然これだけじゃ足りないって人も多いし、何度も SIM カードを買い直して設定するのも無駄な手間なので、課金だけを目的としたカードも販売されています。
これが LOAD カード。そして SIM に対して課金する行為を LOAD と言います。
課金を行った後に使えるサービスいくつかあり、電話や SMS 送信にも利用できます。
ここではインターネットの使い放題サービスを利用するために課金することになります。
ちなみに シンガポールでのモバイルインターネット で紹介した短期旅行者向け SIM は LOAD カード非対応です。
完全に短期旅行者向けに作られているみたいですね。

LOAD 時の注意点

繋ぎ放題の設定そのものは以上で終わりなのですが、注意点があります。
特に、一度使い放題の期間が終了して、さらに使い放題の期間を追加したい場合。
この場合は必要な LOAD カード(30日間の場合は P500 のカード二枚)を使って LOAD し、LTE 995 を SMS で送信すれば良いだけなんですが、この一連の操作をすぐに行う必要があります。
というのも、LTE 995 を SMS で送信するまでは従量課金設定になっており、15 分間 5 ペソの課金が発生します。
モバイルインターネット通信を有効にした状態で LOAD カードで課金をすると、当然ながらインターネット通信が行われるので、追加した額面がどんどん減っていくことになります。
普通は定額制の設定まで一気にやってしまうことが多いと思いますが、うっかり後回しにしてしまうと、せっかく追加した課金が翌日あたりには軒並みなくなっていることになるので、注意が必要です。
なお、従量課金でのインターネット通信を防止するためには、9999 に対して以下の SMS を送信します。

PROTECT ON

成功すると以下のようなメッセージが返ってきます。

Load Protect is ON-you're trying to access the internet without/not
 part of your data package.
To browse for P5/15mins & disable alerts, text PROTECT OFF to 9999

メッセージにある通り、従量課金でのインターネット通信を再び有効化するためには、9999 に以下のSMSを送信します。

PROTECT OFF

しかしこれちゃんと効いてるんですかね…w
まあ15分以内にさっさと定額設定まで終えておいた方が良いと思います。
定額設定の方が従量課金より優先されるので、一度設定してしまえば残っている課金額が消費されることはありません。

さいごに

以上で設定その他の作業は終わりです。お疲れさまでした。
なお、私の場合実際のところ、SIM と最初の30日間分の LOAD カードの購入および設定は、すべて SMART のショップ店員さんにお願いしました。
なので私が自分自身でやったのは、2ヶ月目に入ってから LOAD カードを購入して設定し、無制限のモバイルインターネット環境を手に入れたところだけです。
SIM の設定方法などに誤りがありましたらご指摘ください。

セブ空港の建物出口付近には両替所のほか、携帯キャリアの非常に小さなブースがあつらえてあり、SIM や LOAD カードを購入できます。
以前(2015年4月下旬)には GLOBE しかブースを構えていなかったのですが、フィリピン再入国時(2015年7月中旬)には SMART もブースを構えるようになっていました。
最初の入国時には選択肢がなかったせいもあり、GLOBE の 7 日間無制限ネット利用可能な SIM を 500 ペソで購入し設定してもらったんですが、結局一度も使うことができませんでした。
SIM の設定方法は SMART と似たり寄ったりで SMS を利用して SIM を有効化するだけなんですが、どうやってもネットに繋がるようにならず。
「今建物の中だから繋がらないけど、多分外出れば平気よ」
って GLOBE のブースのおばちゃんに言われましたが、結局繋がらなかったんですよね。当時は 500 ペソ = 約 1,500 円 なのでまあいっかって気分でしたが、現地慣れして経済感覚が身に付くと、500 ペソもしたのに! って思っちゃいます。
フィリピンの金銭感覚はざっくり日本の10分の1程度なので、1,500円ではなく 1万5千円ほど無駄にした気分と考えていただけると、500 ペソもしたのに!って気分を理解していただきやすいです。

7月の再入国時には SMART のブースがあったので、無制限のモバイルインターネットを手に入れたくて店員さんに話しかけました。
それまであれこれ試してみて、従量課金(100ペソで16時間とか300ペソで38時間とかそういうレベル)での接続は可能でしたが、月単位の定額接続のやり方が分からなかったんですね。
私が滞在していたマクタン島には SMART の営業所がないので、詳しい店員に聞くこともできなくて。
このブースの店員はどうやら SMART の従業員らしく、こちらの話を理解してすぐさま商品を提案し、設定まで行ってくれました。
SIM と P500 の LOAD カード二枚で P1050 か P1100 だったと思います。
設定はすべて SMS で行っているはずだとは思うのですが、メッセージ消しちゃったのか一部の設定の痕跡しか残っておらず、2ヶ月目に入って期間を延長しようとしたらやり方が分からなくて結構な苦労がありましたが。
「LOAD カード買って追加すればすぐいけるよーアハハ」って言葉にすっかりだまされましたわ。。。
フィリピン人は基本的に気さくで話しやすいですが、あまり深く考えない傾向があるので、安請け合いはあんまり真に受けない方が良いです。
あやふやなところはちゃんと聞くってほんと大事。
まあやり方知ってる彼らにとっては、LOAD カード買えばすぐできるって感覚なのは確かなんでしょうけどね。

シャドーイングはじめました

f:id:oakbow:20150920011922j:plain なんだか冷やし中華みたいなタイトルですが。
フィリピン留学5ヶ月時点の振り返りの記事でも書きましたが、シャドーイングを始めました。
目的はリスニング力の向上です。
シャドーイングって何?という方はこちらの記事を読むと良いです。

シャドウイングとオーバーラッピングの違い、効果的な学習方法と注意点

端的に説明すると、英語の音声に半拍遅れて復唱することで、リスニングや発音やイントネーションの能力を高めることができるという学習方法です。
私はリスニング力だけに焦点を絞っているので、発音やイントネーションについては度外視しました。
ほぼカタカナ読みの英語でやっています。

シャドーイングの準備

インターネットで英語の情報を収集するようになると、シャドーイングを勧める記事を良く見かけます。
正直半信半疑で、まあそのうちやろうかな程度に考えていました。
しかしリスニング力が全体の英語力の足を引っ張っている感が少々差し迫ってきたので、満を持して開始。
とはいえ別に始めるにあたって特別な何かが必要な訳ではないです。
必要なのは英語の音声。可能であれば文章(スクリプト)付きのもの。
要件を満たすものはいろいろあると思いますが、私は VOA を使いました。 First English の授業で使ったテキストがあるし、リスニング向上のために mp3 データもダウンロードして以前から聴いていたので、そのまま流用しています。
あんまり音声が速いとしんどいかなと思ったのもあります。私が使ったのは VOASpecial English というもので、通常の 2/3 程度のスピードと言われており、まあかなり遅いので聞き取りやすいんですね。
単語もあんまり難しいのは使われていないし。
目覚ましい成長を遂げた他の生徒は TED をひたすら聴いてたようなので、そちらでも良いかもしれません。
ただ、聴くだけでなく後追いで話す必要があるので、最初からネイティブレベルのスピードはきつい気がしています。

実際にはじめてみたら

で、はじめてみたらですね。
想像するよりずっと大変。
聴く分には VOA の Special English はかなり遅くて、英会話初級の人でも初見でだいたいどんなこと言っているか分かるレベルのものです。
まあそういう目的で作られているから当たり前なんですけどね。
でも、それについてしゃべろうと思ったら何かブツブツモゴモゴ言っている状態にしかならないんですね。
傍目から見たら確実にヤバい人。
なので少なくともある程度慣れるまでは、誰にも見られない環境で始めるのをお勧めします。

なんでそうなっちゃうのかというと、いくら普通より遅いとはいえ、英語話者の話すスピードに追いつけないのがひとつ。
もうひとつは、口に出して話すためには何を言っているのか正確に聞き取らないと行けないから。
何となく意味が分かる程度に聞き取れるレベルだと、主要な単語だけしか聞き取れていないので、何も見ずに音読するのは不可能に近いんですね。
例えば実際にシャドーイングに使っている Rice Production Grows, but Not Everywhere という記事。

The United Nations is expecting the world to harvest more rice in twenty twelve than was produced last year. The UN’s Food and Agriculture Organization says the world rice harvest should rise almost two percent, mainly because of increased production in Asia. Large gains are expected for Bangladesh, Burma, China, India, Pakistan, the Philippines and Thailand.

お固い内容だけどそんなに難しい英語じゃないと思います。これをスクリプトなしで聴く場合、この辺の単語を聞き取れたらだいたいどんな話なのか見当がつくでしょう。

  • United Nations
  • harvest
  • produced
  • world
  • rice
  • rise
  • increased
  • production

あーどうやら国連が米の生産量についてなんか発表するか何かしたんだろうな、と。
でもこれを読み上げるとなると、その程度の単語を聞き取れているだけじゃ全然足りないんですね。
なのでモゴモゴ言っているだけになっちゃうんです。

シャドーイングのリスニング力の向上効果

逆に言うと、ちゃんと聞き取らないと行けないからこそリスニングに効果があるのかな、という気がしています。
特にシャドーイングすることなく、ただ VOA の音声を流して聴いているだけでもそこそこの効果を感じたりはしたんですが、シャドーイングするとなるとほんとに集中して何を言っているのか聞き取らないと行けなくなる点が大きく違います。
漫然と聴いている時よりも、細かい単語の聞き取れるようになっています。
なので話すことそのものは必ずしもそれほど重要ではないのかなと考えて、あんまりちゃんとした発音はしていません。もちろんした方が良いんだろうけど、やってるとまだまだとても追いつけないと言った方が近いかな。
VOA の音声は以前から自習している際にほぼずっと流して聴いていたんですが、シャドーイングするようになってからの方が聞き取れるようになっています。再生回数は単に流して聴いていた時の方が多いはずですけれど。

ただまあ、繰り返し聴いていれば慣れてくるのも当たり前。
以前に授業で使っていたのもあり、単純にどんなこと話しているのか単語レベルでだいぶ覚えちゃってしまってるのもあります。
英語の音声ではなく、実際に人と話してリスニングが良くなっていないと意味がありませんよね。
この記事の執筆時点ではシャドーイングを始めてから三週間程度で、たまにサボっているけどまあ三日のうち二日、一日当たり30分程度はやったかなという頻度の練習。 このくらいの練習量で、人相手にリスニング力の向上を実感しています。
フィリピン人の先生や、ネイティブ(アメリカ、イギリス、オーストラリア)の先生の話している内容が、以前より聞き取れるようになったと思います。
そんなに劇的ではありませんけどね。

シャドーイング環境

シャドーイングをどういうところでやるか、というのは意外にネックかもしれません。
自室で英語の音声を流し、後について発声するのって非常に地味な練習方法です。
特に最初はモゴモゴで、まともに後についてしゃべることができないので結構苦痛で、こんなの意味ねえよってやめちゃいそうですね。
声に出す必要があるので他人のいるところや静かにしないと行けないところでは無理がありますし、そもそも恥ずかしいですし。

同じ環境を得られる人は少ない気がしますが、私が選んだのは通っている語学学校、Genius のジム。
幸いなことに使っている人があまりおらず、毎日使っても誰にも会わない日の方が多いレベル。
会うことがあってもたいてい日本人ではないので、あまり傍からの見た目を気にせずにシャドーイングすることができました。
「あいつ何ブツブツいってるんだろ」って思われていたと思いますが。。。
トレッドミルで毎日30分ウォーキングすることを日課にし、その間にスマホを使ってシャドーイング
VOA の音声はひとつの記事がだいたい5分弱なので、一回当たりだいたい7本の読み上げ。
First English の VOA の授業で使っていた Beginner レベルと Intermediate レベルの記事それぞれ12本ずつをスマホに入れて使っているので、かなり繰り返し聴いていることになりますね。
しゃべりながらだと単にウォーキングする場合に比べてはるかに疲れるので、運動面でも悪くなかったかもしれません。
慣れると平気になりましたが、最初は結構息切れしてましたしね。
日本に帰国したら同じことができなくなるので、どうやって継続するのかが悩みどころです。
近所をブツブツ言いながらウォーキングしようかな。。。ちょっと恥ずかしいけど。

シャドーイングのやり方についての注意点

↑に紹介したサイトにやり方書いてあるのでそれを読めば良いといえばいいのですが。

シャドウイングとオーバーラッピングの違い、効果的な学習方法と注意点

特にこのあたりが重要かな?と思います。

  • スクリプトを見ない(必須)
  • 自分の声がかき消されるくらい大きい音声で再生する
  • ヘッドホンを使う(人による)
  • 十分に読み上げスピードの遅い音声を使う
  • ネイティブの音声を使う

シャドーイングのやり方でたまにスクリプトを読みながらやる、と説明されていることがあるのですが、これは多分間違い。
前述したように、十分に集中して何を言っているのか聞き取ることに意味があるからです。スクリプトを見てしまうとちゃんと音声聴かずに音読しちゃうから、シャドーイングの意味がなくなっちゃいます。
あと、やると分かりますが自分の声で音声が聞き取りづらくなるので、割と大きな音量で再生する必要があります。
自室だったり私のようにトレッドミルでやる分には大丈夫だと思いますが、屋外でのウォーキングやジョギングやりながらだと、注意が必要です。
ヘッドホンが必要かどうかは人によると思いますが、音声を聞き取るためにはインナーフォンの類いでは不足する人もいるかもしれません。
私はインナーフォンをあまり使えない(静止した状態で手で押さえていないと耳から落ちちゃうんです)ので、ヘッドホンを使ってやっています。
自分の声でかき消されないためにも密閉型のヘッドホンは悪くない選択かもしれません。ノイズキャンセリングタイプだとなお良いかも。
わざわざそのために買うほどじゃないと思いますが。
最後は実際にやってみると実感してもらえると思いますが、ほんっとにかなり遅くないと最初は全然ついていけないんですよね。
音声スピードを遅らせられる再生装置を持っているなら、それで調整しても良いと思いますけれど。
意外にスピードの遅い音声って見つけにくいと思うので、特に当てがないなら私と同じく VOA を使った方が良いと思います。
アメリカのプロのアナウンサーその他が話しているので、人による発音の違いがそんなに大きくない(英語はネイティブでも結構人によって発音違うんですよ。不思議ですね)し、基本的にお手本レベルの奇麗な発音やイントネーションですしね。

ちなみに私が使っているヘッドホンはこれ。

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SONY 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 ブラック MDR-1A/B

ノイズキャンセリングタイプが欲しくていろいろ視聴していたんですが、同価格帯のノイズキャンセリングタイプより音が良い気がしてこれを選びました。
他にもいいなと思ったものはいくつかあったんですが、これが一番コスパが良い気がして。YAMAHA のヘッドホンに気になったのがあったけど高かったし。
フィリピンは暑い国ですが、日中屋外で使用したりはしないので特に蒸れたりとかはないです。
語学留学にあまり高価なものは持参しない方がほんとはいいんですけどね。

シャドーイングがきつい人には

↑の紹介記事にも書いてありますが、シャドーイングって結構きついです。
いきなり最初からこれをやるんではなく、普通に読み上げから始めた方が良い気もします。
オーバーラッピングなんていうちょっとかっこいい名前で紹介されていますが、まあ普通の読み上げですね。英語音声と同時にテキストを見ながら読み上げをやるだけ。
中高生時代に英語の授業でみんなやったことあると思います。
でもこれだって最初はブツブツモゴモゴになりかねないので、こっちでがんばってある程度慣れてからシャドーイングに挑戦するのも良いと思います。
無理する必要なんてありませんしね。

私が使った英語音声

使ったのは VOA です。

VOA learning english に当たるのかな。
公式ではなぜかリンク切れが多いのですが、以下の音声を使っています。

  • A Cool Way to Keep Food From Spoiling
  • Remembering Whitney Houston
  • What is the Relationship Between Age and Happiness?
  • Religion Gets Largest Share of Charity in US
  • Words and Their Stories: Like a Rolling Stone
  • Rice Production Grows, but Not Everywhere
  • SpaceX is Doing Business in Space
  • Delay Pregnancy After a Miscarriage?
  • A Comic Book About Business Finance
  • Words and Their Stories: Colorful Expressions
  • US Takes Action Against Cyber Theft Threat
  • What Is Next for the Future of Cars?
  • Words and Their Stories: Grapevine
  • Words and Their Stories: The Cold, Hard Truth
  • Words and Their Stories: Proverbs, Part 1
  • Saving Money for College
  • Words and Their Stories: Computer Terms
  • Words and Their Stories: Apple Pie
  • Friends With Benefits, in the Plant World
  • Words and Their Stories: Easy as Falling Off a Log
  • Words and Their Stories: Fireworks
  • Keeping Your Head Above Water
  • Quit Buggin' ME
  • Rx: Why It Means "Take Your Medicine"

公式の検索機能を使うより、普通に google で検索した方が見つかりやすいという。。。
非公式のアーカイブサイトの こちら の方が有用かもしれません。よく整理されているし。
公式は公式で結構すごいんですけどね。全部の記事じゃないけど、単語にマウスカーソル重ねると「?」アイコンに変わって、英英辞書引けるようになってたりするし。
記事によって音声やテキストPDFの配信方法がバラバラなので、この辺統一してまとめてダウンロードしやすくしてくれると非常に助かるんですがね。。。

私はすでにテキストがあるのでこれらの音声データを利用しましたが、これから始める人はこれにこだわらなくても良いと思います。
でも、いずれにしろ VOA は結構おすすめです。

ただ、スピーカーによるのか初心者向けのはずのこの VOA Special English でも、なぜか話すスピードは結構まちまちです。
一個目の A Cool Way to Keep Food From Spoiling はゆっくりなのに、なぜか二個目の Remembering Whitney Houston ではそこそこのペースになります。あくまで初心者向けとしては、ですが。
Words and Their Stories と銘打たれたシリーズは全般的にゆっくりな気がするので、このタイプを重点的に集めて使うのも良いかもしれません。
まあついいろいろと贅沢を言ってしまいますが、VOA は初級の長文読解の訓練にも良いです。
記事を読み、分からない表現を辞書で調べてノートに書き留め、音声に併せて音読するという英語の授業でやるような使い方にもとても向いています。
話題も多岐に渡っていて、「へぇ〜」とちょっと感心させられるようなものが多いですね。

シャドーイングに使う音声が24個ではちょっと少ない(一回30分だと二回でほぼ一周するペース)ので、そのうち倍くらいに増やそうかな、と思います。
シャドーイングはしばらく続けるつもりなので、一定期間をおいてまた振り返りの記事を書きたいと思います。